大切な家族を見送るとき、「なぜ亡くなったのか」「もっとできたことはなかったのか」と考えるのは、どの飼い主さんにも自然な気持ちです。

 

ときどき、お知り合いの方や火葬業者さんから「燃え残った部分は癌です」「ここが病気のあとです」などと言われることがあります。

 

けれども、どうか覚えておいてください。遺灰や燃え残りから、病気を判断することはできません。火葬の高温で体の中の組織はすべて灰になります。その形や色の違いは、骨の部位や密度の差によるもので、「癌」や「病気の跡」と区別することは科学的に不可能です。

 

わんちゃん・ねこちゃんの病気は、生前の検査(血液検査・レントゲン・エコー・CTなど )でしか確かめることができません。

 

亡くなった後に何か気になることがあった場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。生前の記録をもとに、きちんとお話しすることができます。

 

大切な家族を見送るときに、どうか悲しみの中で誤った情報に惑わされませんように。私たちも、最後までご家族と一緒に「その子らしい見送り」をお手伝いします。