どうする家康を毎回みているのですが、浅井長政が初登場し次回裏切ることになります。
有名な金ヶ崎の退き口ってやつですね。
信長は当初浅井長政が裏切ったのを信じませんでした。理由は妹であるお市と長政が
結婚しており義理の弟である。また北近江を任せており不満はなく裏切る理由がないというものです。
浅井家としては朝倉と織田を天秤にかけた時、朝倉と組んだほうが有利だという判断なのでしょう。
この判断は誤っており朝倉・浅井は信長に滅ぼされます。
ここで少し思ったのですが長政が裏切らなかったらどうなったのか?です。
金ヶ崎の退き口では秀吉が殿を務め、見事役目を果たし生き残ります。
一世一代の賭けでしょうね。
賭けに勝った秀吉は織田家中の人から一目置かれるようになります。
じゃあ長政が裏切らなかったら金ヶ崎の退き口は発生しませんから、秀吉が殿をすることもなくなります。
でも秀吉は優秀な人間ですから出世のスピードは落ちるかもしれませんが、金ヶ崎の退き口がなくても
順調に出世したような気がします。
朝倉は浅井織田連合軍に負けて早々に滅ぶでしょうね。
長政はといえば、信長の義理の弟として更なる信頼関係を築き順調に領土を拡大させ、
家康と同じような立ち位置かそれ以上になりそうです。
大事なのは次です。長政が裏切らないという事はお市の方が未亡人にならないという事です。
長政とお市は仲が良いのとこの後も離婚することは無いでしょう。
ということはお市は柴田勝家と再婚することもありません。
仮に本能寺の変が起きて、秀吉が史実通り、天下を取るかもしれません。
ですが浅井長政が健在であれば茶々は秀吉の側室にはならないでしょう。
実際茶々が秀吉の側室になったのは19歳です。
戦国大名は政略結婚とか盛んですから通常だと13歳とか14歳ぐらいで結婚します。
長政が健在であれば13歳とか14歳ぐらいで茶々を嫁に出しているでしょう。
そうなると秀吉と茶々が結婚することは無くなります。
ということは茶々が鶴松も秀頼も生むことは無くなります。
そうなると何の不安もなく秀次が秀吉の後を継ぐようになるでしょう。
秀次が優秀かそうでないかは置いておいて秀次が後を継いだ場合、秀吉が亡くなったとしても、
家康は反乱をおこせない気がします。
なので関ケ原も発生しなくなります。
よって豊臣家の天下は続くような気がしますね。
長政が裏切らない場合、家康は天下を取れなかったのではないか。
歴史の歯車って不思議。。。