確定申告が始まり早や数日経ちました。

 

今日は納税管理人について少し話します。

 

納税管理人を一言で言うと納税に関する一切の手続きを行う人です。

 

納税管理人をたてる場合は本人が海外等に出国するときにたてます。

 

自分が海外にて税務署等とやり取りができない為、本人に代わって対応するのが

納税管理人ですね。

 

ちなみに納税管理人を申請をしたら解任しない限りずっと有効です。

なので海外から帰国しているのに解任手続きを取らないと何年でも管理人がいることになります。

 

また納税管理人を立てた場合、管理人が優先されますので、納税通知とかは管理人に行きます。

本人が帰国していても解任しなければすべて管理人へ行きます。

 

管理人が優先なので還付金も管理人の口座に振り込まれます。

帰国しているのに解任していないと管理人の口座に振り込まれるので注意が必要です。

 

あと申告書に還付金の口座を書く欄がありますが、例え自分の銀行口座を書いても、

納税管理人がいる場合は、振込の名義は納税管理人で手続きされますので、口座名義相違で

振込エラーになり振込されません。なので納税管理人を立てる場合は管理人の口座を書く必要があります。