僕だけがいない街の映画を見てきました。


原作コミック7巻まで読んでいて原作が好きだから見に行って来ましたが、

一言で言うなら「薄っぺらい」って感じです。


面白いか面白くないかで言えば面白くないです。星一つという感じですね。


とにかく薄いです。2時間という尺だから中途半端になりましたというのは通じないと思う。だったら作らなければ良い。中途半端に作った為に、原作は良作なのに映画は駄作になったと言える。


色々原作改悪あるのだが、一番いけないのは犯人と対峙する所の改悪だ。


原作を読んでいる人なら犯人が判明しあの緊迫感が凄いのは覚えているだろう。


それに対して映画はなぜか悟が車の中で「先生じゃないよね?先生が犯人じゃないよね?」などと言い出す。


ここのシーンのぶち壊しがなによりも頭に来た。そもそも原作では悟は車に乗る時点までは八代が犯人だとは思ってない。思ってないのにダッシュボードを開けたら入っているはずの飴が入っておらず、下剤が入っていた訳だ。ここで「えっ」ってなり、まさか・・・という感じに自分の愚かさを痛感し絶望していく。その上で最後まで八代に対して抗ってもがいて川の中に落とされて行くわけで、この描写の葛藤が映画ではまるでない。


だから映画ではこの一番盛り上がるシーンが全然盛り上がらない。なぜなら悟は車に乗る前に八代が犯人では?と思っており、車中でも悟から「先生が犯人じゃないよね?」と聞く始末。


台無しとはまさにこの事。すべてぶち壊し。その後も緊張感のない話がダラダラと続くだけ。。。


尺が短いから改悪しました。中途半端になりましたというのは恥である。だったら作らなければ良いんだよ。


唯一良かったと思ったのは石田ゆり子ってまだ全然綺麗じゃんって思った。


あと愛梨役の有村架純は可愛くて良かったと思う。それぐらいかな・・・


星一つでございます!!!


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