今年のコミケでは魔法少女まどかマギカが一番人気ということで、まどかを見てみました。はっきり言ってそこまで騒ぐほど面白いとは感じなかった。
最初は魔法少女ってネーミングだからお約束の変身があって、敵を倒していく感じのお子様向けのような感じだと思っていたら、全く違って、寧ろ嫉妬、嫉み、憎悪から繰り広げられる救われない物語でビックリした。
少女達に非常に残酷な運命を背負わせるということで斬新と言えば斬新で面白いですが、少なくとも萌要素なんてなく、よくグッツが売れるなあって思う。可愛らしいシーンなんて無いじゃん(笑)
さやかなんて悲劇のヒロインじゃないですよ。酷い言い方すれば単なる馬鹿とさえ見えてくる。自分の魂(命)を差し出して、好きな男の腕を治してあげたのに、その男を友人に取られて、嫉妬に苦しんで最後は魔女に堕ちて死亡って・・・もうね・・・全く救われない。
ほむらはなんか良かったね。運命を変えようと頑張る姿は良い感じで描けていたと思う。ほむらのフィギュアなら欲しいかもしれない。ある意味彼女が主人公ですね。
んでまどかの最後のお願いですが、私なりに思ったのですが「インキュベーターの地球に対する過去、現在、未来の干渉を全て無かった事して」って言えばみんな救われたんじゃないの?って思うけど。
インキュベーターの干渉がなければ魔法少女は生まれないし、魔女も生まれない。つまりさやか、まみ、まどか、ほむら、きょうこも死なないで済んだ訳ですよ。もちろん奇跡もなくなるから、さやかの好きな男の腕は治らないですけどね。
最後のまどかのお願いでは・・魔女が魔物に変っただけだし、まあ魔法少女が魔物にはならないみたいですが、まどか自身は救われていないし。
・・・なんか最初から最後まで救われないで終わったと言う感じですね。
ほのぼの的にはつまらなくはないですが、ハマルってほどでは無かったかな。
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