少し前の記事で面白いのが合ったのですが紹介しますね。


ブシロード社長、トレカ1パック定価150円を50円で売った小売店に大激怒


痛いニュース


これ簡単にいうと、定価150円の商品を小売店が50円で売った事に対してメーカーであるブシロードの社長が激怒したというものなんです。


これを見てブシロードの社長は痛いなあって思いましたね。


この社長は判ってないかと。値段を決めるのは市場であり消費者。商品を卸した時点でもう価格支配なんて出来ないんですよ。それをこの人は如何に商品をつくるのが大変かどうかを言っていますが、如何に作るのが大変だからこの値段にしろ!っていっても、その値段じゃ市場、消費者が買わないってなればそれまで。


しかも今回のケースって小売店が自腹切ってる提供している訳だし、卸した後のメーカーがどうこう類の物ではない。それを激怒してしまう社長のセンスはヤバイと思う。経営者としてどうかと。


メーカー側の人間って価格支配できると思っている人が多いがいい加減その幻想から醒めたほうが良いと思う。


例えばゲームソフトなんかでも中古規制して無くそうとしているゲームメーカーありますが正気の沙汰ではないと思いますね。この人達の感性って本当に単純で、中古市場を無くせば、その市場規模の金が丸々新作市場に上乗せされると思ってる。断言するが絶対そんなことにはならないから。寧ろゲームユーザーが減って新作市場も減少し自分の首を更に絞めることになるだろうな。これは断言できる。絶対そうなる。


んで後になってその愚かさに気がついて、中古を認めても遅いんですよね。もう離れたユーザーは帰ってこなくてゲーム業界が衰退し壊滅する・・・。


なんかソニーがPSP2やPS4あたりで中古ソフトを無くすために小細工を使用としているみたいですが、どうして判らないかな。PSPGOがなぜ支持されなかったのか。今度の新規ハードでそんな事をしたら、PSP2やPS4がPSPGOの二の舞になるだけ。そしてソニーはゲーム業界から撤退し、市場を縮小させゲーム業界に仇をなすことになるだろうなあって思う。


価格を支配できるって?それはメーカ側の驕り。謙虚になりましょう。卸した時点でもう価格の支配権は市場・消費者が握ってるんですから。



にほんブログ村 経済ブログ 日本経済へ
にほんブログ村 ↑応援クリックお願いします