ちょっと少し前の話題ですが触れよう思っていたのですが遅くなってしまいました。
内容は下の記事を参照して頂ければと思いますが、「東京湾に原発作れ」 ビートたけし提言にネットで喝采について思う所を少し話したいと思います。
一言くだらないなあって思いますね。以前よりこういう話はありましたよね。
喝采する理由は「原発というリスクを地方に押し付け、東京はその恩恵を享受し発展している。けしからん」というものだと思います。
私は別に東京に作っても良いと思いますよ。ただ勿体無いなあとは思う。原発を作るスペースを商業利用したほうが、経済的にメリットがあると思うから。
それと原発を東京に作るべきという人は東京で上がる税収はこれまでは地方に配分してきましたけど、当然要らないってことでしょ?現地主義なんだから。地方で作った電気を東京が使うのは怪しからん。では同じ論理で東京の税収は東京の為にって事で良いのでしょう?
まあくだらないなあって思いますよ。正直日本全体で考えるべきかと。
こういうのって基地にも良く言われますよね。本土は基地を沖縄に押し付けて、その恩恵を享受し怪しからんって感じで。
ただ基地で言えば、原発とは違って、沖縄から無くして本土へって訳には行かないのが原発とは違いますね。沖縄から基地を無くす事はできない。なぜなら日本の南の最重要防衛拠点なんですから。当然北海道からも基地はなくなりません。日本の北の最重要防衛拠点なんですから。
まあ話がずれましたが、日本全体で見たときにその限られた物をどう使うのが一番良いのかを優先するべきであって、その為ならすべての行為は正当化されると思いますね。だからこの原発を東京へって言うのが日本にとっては一番良い事という提言から出た物なら良いのですが、単なるたけしのパフォーマンス的な意味合いと、昔からある東京への被害者意識から出た賛同でしかないからくだらないって思いますね。
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「東京湾に原発作れ」 ビートたけし提言にネットで喝采
タレントのビートたけしさんの「東京湾に原発作れ」という提言が注目を浴びている。
2011年4月11日夜に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル 春の3時間SP」の収録後の発言を、同日発行のサンケイスポーツや東京スポーツが報じたものだ。
「都知事になったらよかったのに」
「福島原発の電力を首都圏が利用しているのに、原発のリスクを地方の県や人に押しつけるのはおかしい。東京湾に作って、東京の人がそれで生活したら、何も文句は出ないはず。都心は地盤が悪いとか言うけど、地震が来ればどこも同じだよ」
たけしさんのこの持論が掲載されたサンケイスポーツの記事に対し、インターネットでは、
「よくぞ言ってくれた!」「昔からこの意見に賛成」「正論だ!」
「これぐらい言わないと、みんな原発についてちゃんと考えない」
など賞賛の声が相次いだ。東京都知事選直後ということもあり、「たけしが都知事になったらよかったのに」という声もあった。
たけしさんは1996年に発売した著書「落選確実選挙演説」でも同じ考えを訴えていた。東京スポーツによると、たけしさんは、今回の原発事故でこの考えが「案外的を射てきたかもな」とし、
「1300万人もいる東京に原発を作るとなると、どんな地震が来ても、津波が来ても、完璧に絶対に大丈夫な原発を作るはずだもの。そうすっと、東京都は地方にカネをやんなくてもいいわけだし」
と、東京に原発を作るメリットを説明。
「やっぱり、地方にリスクを押し付けて、東京だけいい生活をしようってのは虫がいい話なわけでさ。だったら、東京は地方にガタガタ言わせないためにも『お台場に原発を』だね」
と提唱した。
「皮肉で言っているのに真に受けるな」
拍手喝采の一方で、「現実問題不可能だろ」「そんなことしたら日本が終わる」「もうちょっと考えて発言してくれよ」など、たけしさんの発言に否定的な声も見られる。
また、「皮肉で言っているのに真に受けるな」「これは例え話」というように、この発言が「東京湾に原発」の実現が難しいとわかったうえでの皮肉だとする声もある。たけしさんは1999年に都知事選出馬が噂されたとき、「独裁者ならやってもいいな。東京湾に原発を作ったりして」と冗談まじりに出馬を否定していた。
「東京湾に原発を」という提唱は、これまでも原発の危険性を訴える人たちによって、「そんなに安全というならば、地方ではなく東京に作ればいいではないか」という批判的な文脈でされてきた。2000年4月には、都知事の石原慎太郎氏が原発の必要性を強調するために「東京湾に原発を作っても構わない」と発言し、話題となった。