ライブドアを見ていて、小川浩さんのブログを読んだのだが、なんかいつものパターンだなあって感じたので少し書いてみる。
映画「ソーシャル・ネットワーク」の中で、マーク・ザッカーバーグは、友人のエドゥアルト・サヴェリンのメールアドレスがジャバウォック(Jabberwocky)であることを聞いて、「ルイス・キャロルの引用かよ(笑)」と皮肉ります。このやりとりの意図を理解したデジタルネイティブがどれだけいたのか、と僕は気になります
ルイスキャロルって「不思議の国のアリス」とか書いた人だと思うのですが、それを日本の学生に対比させるのなら、芥川龍之介の蜘蛛の糸とかを日本の学生は知っていれば同じじゃないのって思ってしまう。そのザッカーバーグが日本の蜘蛛の糸まで知っているのなら、おおって思うけど、どうせ知らないんでしょ。自分の国で有名な文学を知っているだけなのにそれをもって教養人と言い、日本の学生だけ日本文学だけではなく、西洋文学まで知っていないとどうなのか?っていう論理は違うと思うな。
ちなみにジャバウオックって聞いて私が直ぐに思い浮かべたのは「アームズ」ですね。私ならお前はアームズかよって答えますけど。
海外に長く住めば分かることですが、世界のほとんどの国では宗教的知識は必要です。アジア諸国では仏教やイスラム、欧米ではキリスト教やギリシア文学の知識があるとないとでは、ビジネスの場の会話についていけるかどうかに大きな差がでます。
宗教についても結局自分の宗教に詳しいだけでしょ。キリスト教の人間がイスラム教や仏教まで知っているの?知らないでしょ。教養人いうのなら自分の宗教だけではなくほかの宗教まで知ってないとと思うけど、なぜか日本の学生には幅広く宗教への理解を求めるっていうのはどうかと思う。
僕は二十代半ばのときに、初めてアジア圏に出張したときに、たまたまバーで知り合った同年齢の中国人の若者から「なぜ日本人は中国に侵略したのか」といきなり問われて困惑したことがあります
こういう歴史について日本の学生は近代史を知らないって言う人すごい多いんだけど、これ嘘だから。近代史に詳しい学生なんて沢山いますよ。歴史認識大好きの中国や韓国のほうが遥かに知らない。MSNチャットがあったとき、散々中国人と韓国人と歴史論争したけど、彼らの歴史認識は政府が作ったプロパガンダをただ主張しているだけで、少し反論しようものなら、直ぐに怒り出して罵るだけ。我々はそんな彼らを見て、燃料って呼んでいましたからね。直ぐに怒り出すから(笑)
本当に彼ら議論弱いという印象しかないですね。
当時の日本の学生とも話したりしましたけど、目が醒めている人多いんですよ。教科書、新聞、教師の嘘に疑問に思い、自ら調べ、自ら目が醒める。そういう自分から色々どっちが正しいのか調べて目が醒めた日本の学生と政府の主張をそのまま鵜呑みにしている中国と韓国の学生のレベルを比べると遥かに日本の学生のほうが歴史を知ってるし、レベルも高いと思いますよ。
それは今もそう。ヤフーでたまにチャットするけど今の学生は近代史知ってますよ。
まあこんな理由で日本の学生は教養がないっていうのはどうかと思いますね。
昔からあるいつもの大人の最近の若いやつは・・・てきなやつでしかないですね。
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