もう治らないかもしれない
手術から一ヶ月、傷は閉じた。
まだ触ると痛い。
第一関節も第二関節も動かすと痛い。
第一関節は曲がったまま。変形した関節をきれいにする手術だと思っていた。
もともと可動域問題なく痛みもなかった第二関節が曲がらないし、曲げようとすると痛い。
第一関節は触ると痛い。
力を入れられない。
タオルなど軽いものなら持てる。
指先はずっと痺れてる。
もう治らないかもしれない、手術なんかしなければ良かった。
後悔して、後悔して、泣けてくる。
時が経って、いつか、痛みがなくなって、指が曲げられるようになったら、そしたら手術して良かったと思える、そんな時が来るだろうか。
それとも、多少痛みが残って、関節の変形も残って、手術前くらいにしか回復しなかったら、してもしなくても同じ、お金かけて痛い思いしただけだった、そんなふうになってしまうだろうか。
あの時、手術をしないとなぜ強く言えなかったのか。
後悔。
痛い、痛い、痛い。
何をするにも不自由。
あぁ、