本日の一冊 その27
『じごくのそうべえ』
作 田島 征彦
桂米朝・上方落語・地獄八景より
童心社 第一回絵本にっぽん賞受賞
「とざい とうざい。
かるわざしの そうべえ。
いっせいちだいの かるわざでござあい。
こちらの松のえだから、むこうに見えまする 酒ぐらのやねまで、
みごと わたりおおせますれば、ごかっさいを。」
・・・・・しかしそうべえは失敗して落下・・・
死んでしまうのです・・・
あの世で、そうべえは やまぶしのふっかい、
歯ぬきしのしかい、医者のちくあん と出会います。
その3人は・・・なんと地獄行き!
ふんにょうじごくや熱湯のかま、針の山へやられても
3人は何ともありません・・・
どうしてでしょう・・・?
困り果てたえん魔大王は3人をどうする事にしたのか・・・
地獄という恐ろしい世界ですが、笑える内容ですよ。



