『いちごばたけの ちいさなおばあさん』
さく わたりむつこ
え 中谷千代子
福音館書店
「いちごばたけの つちのなかに ちいさな おばあさんが
すんでいました。」
「おばあさんのしごとは いちごのみがなると いちごに
あかい いろを つけてあるくことでした。」
あるとしのこと 春はまだ先なのに、ぽかぽかと暖かく
いちご畑は見渡す限り青々とした葉を広げていました。
おばあさんは急いで赤い色を付ける準備をします・・・
でも、頑張って色を付けたのに冬がまた戻ってきます・・・
イチゴはどうなっちゃうのでしょう・・・
小さいけどとてもパワフルなおばあさん。
かわいらしお話です。