フロロカーボンのリーダーをいくつか使用し、このサンラインのリーダーに行き着いた一番の理由は、透明性です。
太くないフロロカーボンラインだと気にならないのですが、60lbを超えてくるとメーカーによっては未使用の段階で若干白濁しているものがあります。
白濁したように見えるということは、光が反射しているということなので、水中だとルアーの先に白い線がついているように見え、個人的にはタコ糸で釣りしているのと大して変わりません(笑)
いろいろ探した結果、このサンラインのフロロカーボンを使っていますが、フロロカーボンよりステルス性能が高いラインがあります。
それはナイロンラインです。
フロロカーボンは海で使い続けることで海水が乾いてできた塩の結晶がこすれ続けても、表面に細かい傷ができ、それが白濁につながります。
一方で、ナイロンラインは一日中使い続けても塩の結晶程度では傷もつきません。これは数年GTフィッシングをしてわかりました。
あと、ライン選びで気にしている点がもう一つあります。それは、糸鳴りです。
ロッドでしゃくったときにラインは水を切り、それは人には音、魚には振動として伝わります。
この水切り音が大きい順に並べると、PE・フロロカーボン・ナイロンの順番でPEが一番糸鳴りします。
(ナノダックスはよくわかりませんが、おそらくフロロとナイロンの間くらい?)
つまり、現在使っているPE+フロロカーボンのラインシステムは最も糸鳴りする組み合わせということです。
ちなみに、PEラインの中でも4つ編と8つ編では4つ編のほうが糸鳴り音が大きいです。
ここまで聞いているとリーダーはナイロンライン一択になりそうですが、使っていなかった理由は伸縮性です。
しゃくって動かすジギングの釣りにおいて、伸縮性のあるナイロンラインでは、しゃくりの力が吸収され、ジグがちゃんと動かないと思っていたからです。
しかし、今回の串本ジギングの前に道具を整理していたら、しばらく使用していなかったVARIVASのリーダーがいくつか出てきました。
VARIVASのナイロンリーダーは伸縮性があまりなく、キャスト時のライントラブルも多かったので、GTなどのキャスティングゲームで出番がなくなり、ずっとボックスの奥にありましたが、このナイロンラインの割には伸縮性のない特徴が逆にジギングでは使えるのではないかと思いました。80lbと普段使っているものよりは太いですが、試しなので、2タックルのうちの片方に80lbを使ってみたら、意外なことに魚が釣れたのは80lbのタックルのほうでした。
すべてファーストフォールで釣れたと書きましたが、しゃくっているときにもバイトがあり、それもナイロン80lbのタックルを使用しているときでした。
自分のこれまでの考え方とは裏腹にナイロンリーダーでも普通に魚は釣れる。釣れるならメリットが多いナイロンラインを使わない手はないと思いましたので、次回のジギングは全タックルをナイロンリーダーで試してみようと思います。

