3月ごろの思い立ってから少しずつプロジェクトREの準備をしてきた。
そうターゲットは日本で幻と言われるアカメである。
このアカメという魚を知り、釣りたいと思ったのは実は大学生時代に遡る。
しかし、この時はただの思いつきでしかなく、大して意気込みがあるわけでもなかったため
話はいつの間にか空中分解して、なかったことになってしまっていた。
このように言うだけで何もしない自分に最近嫌気がさしていて
少しでも自分を変えるための挑戦でもある今回の釣行記。
結果的には惨敗でしたが、気長に読んでやってください。
1日目(7月14日)
職場から帰ってきて、荷物を積んで13日(金)の23時ごろに滋賀県を出発した。
1週間ほどかけて車の点検や道具の準備をしてきたから、トラブルによる運気のサゲはないはずだww
仮眠をとりながら、明石海峡大橋と鳴門大橋を渡り、四国へ入ると
天気予報通りどんより曇りで時折雨が降るというあまり好ましくない天候だったが
全く気にすることなく高知へと走り続けた。
初めて釣りするフィールドに心が弾んでいるときは不思議と考え方が前向きになります。
前向きになりすぎて、いいイメージしか持てなくなってしまう自分が逆に恐くなる。
滋賀から車を走らせること約400km 7時ごろに最初のチェックポイントの仁淀川に到着した。
四万十川と同じぐらいメジャーで大きな川
既に夜が明けてしまっているが、ローライトコンディションだったので
まだ可能性はあるかと思い、海の方へランガンしていくも
シーバスの反応すら得られなかったし、他のポイントも明るいうちにチェックしておきたかったので
仁淀川を後にして須崎の新庄川に入ってみた。
新庄川はこの日の白濁した仁淀川と違い、水質はクリアで
ボラ・チヌ・汽水鯉などが多く見られたので、チェックしたが
日中だからだろうか反応が乏しい。
しばらく釣りをしていると地元の方が来て、磯ガニを餌に40オーバーのチヌを
来てわずか10分ほどで釣っていた。
地元の方に話を聞いてみると、ここのチヌはあまり頭がよくないから、最初の1匹を釣るのは簡単だが、
場が荒れると一気に釣れなくなるから、2匹目が大変とのこと。
最初に入った私はこんなことなら遊び用にチヌ釣る道具も持ってくれば良かったと少し後悔した。
ターゲットに対してストイックになると、こういう遊びの部分が抜けてしまうのは仕方ないことだが・・。
新庄川では80~100cmぐらいのシーバスも釣れるみたいだが、本命のアカメの話は聞かないようだったので
昼食に鍋焼きラーメンを食べて、2時間弱かけて一気に四万十川へ向かった。
四万十川に着いた時点で走行距離500km
1日でこの距離を走ったのが久々だったので流石に体は疲れていたはずだが
四万十川を見てアドレナリンが出ているので、この時は気づかなかったww
プライムタイム(夜)まで周辺をひたすら走ってはキャストしてポイントの候補を探した後
ガイドブック片手に風呂に飯と少し観光気分を味わってから、上げ潮のタイミングで候補にしていた橋脚下へと入った。
同じ川とは思えないくらい夜になると一気にフィッシュイーターの生命感が高くなっていた四万十川
釣りを始めて30分ほどでこの日最初のバイトを得ることができたが、これはフッキングに失敗してしまい、逃してしまったorz
だが、これをリカバーしてくれるアタリが再び!
ドラグをジリジリ出して、バリトーノを曲げるこの魚はもしやと一瞬考えてしまったが
ランディングすると、75cmの良型のマルスズキだった。
本命ではなかったが、シーバスの自己記録を更新できたので、これは結構うれしかった。
12cmのミノーに食いついたこの良型のシーバスだが、口から出てきたのが足もとの岩場にいる小エビだというのだから意外だった。
その後も潮止まりのタイミングで仮眠をとりながら同じポイントで投げ続けたが、
反応が得られなかったので、夜明け前に四万十川と中筋川とのインターセプションに入った。
既に何人か来ていて、うち一人の方と話をさせてもらったところ
この人は福岡から初めて四万十川にアカメを狙いに来たようで、私とよく似た感じの人だった。
健闘を祈りつつ、四万十川に立ちこんでルアーを投げ続けたがアカメからの反応がないまま夜明けを迎えた。
2日目(7月15日)
明るくなってくると、やはり魚っ気がなくなってきたので
今晩に備えて、昨日見れなかったエリアの探索をすることにし
四万十橋(通称 赤橋)の下に入った。
ここは川幅が狭まっているので流れが特に速いところで
恐らくここがアカメが上がれる最上流点だと思われる。
シンキングミノーで流れのヨレを巻いてくると、岩にルアーが当たった時にバイトがきた。
全然引かないから何が釣れたかと思ったが、まさかのキビレチヌ。
何回か筏に通っても釣れなかった魚がこんな形で釣れるとは・・・少し複雑な気持ちです。
このキビレを釣った後はあまりにも暑かったので、夜に疲れを残さないように
沈下橋を見たり、四万十市で有名なお店で昼食をとったりと再び観光を堪能した。
ただ昼食を食べたお店で出されたお茶の中に小さなゴキブリが6匹ほど入っていた時は
本当に食欲が失せてしまった。
1匹ならありそうな話だが、あまりに沢山いたので一瞬こういうお茶なのかと思ってしまったが
冷静に考えて、そんなわけがないので、新しいお茶を出してもらい、
そして一緒に頼んだ鮎うるかをサービスしてもらったが
不安が拭えるわけがなく、虫が入っていないかほじくって確認しながら食事をするハメになった。
もうこの店には二度と行くことはないだろう。
最悪な昼食を済ませた後は、昨晩アタリのあった橋下に釣りをしていると
漁師のおっちゃんが船に乗ってきたかと思えば
おっちゃん「昼間は釣れへんやろ~」
ヤマ「そうですね、やっぱり夜やないと反応がなさ過ぎて・・・」
おっちゃん「アカメを釣りに来たんかい?」
ヤマ「そうです!アカメを釣りたくて滋賀からやってきました!」
おっちゃん「そうか~梅雨が明けて、暑くて流量が安定してきたらアカメのシーズンやから、翌月ぐらいには全国から釣り人が来るんや。」
ヤマ(心の声)「マジでぇ!?ということは今アカメっておらんのかorz」
おっちゃん「でも、2週間前ぐらいに河口のほうで釣ったチヌにアカメが食いついて困ってるっていう話を聞いたわ。」
まさかこのタイミングでアカメの目撃情報という最も有力な情報を得ることができた。
この情報にかけて、夜の上げ潮のタイミングでキャストし続けたが
反応が得られず、おまけに天候が変わり、雨足が強まってきました。
雨は時間が経つにつれて強さを増し、ついには横殴りの雨になってきた。
只でさえ、釣れない状況で、このダメだしのような雨に心を折られて、
17日の仕事に影響が出ないように4時には四万十を発つつもりでしたが
12時ごろに滋賀への帰路につきました。
釣果的には残念な結果に終わってしまいましたが、幻の魚なので





