2006.7.28掲載【木のぬくもりオーダーメイドで】若林夫妻が「めばえ工舎」
めばえ工舎入り口より
標高600Mの羽鳥湖畔にある、
旧羽鳥小学校の校舎を工房にし、
木工作品を製作しているのは、
「めばえ工舎」 の若林克友(27)さんと、
妻の美緒(26)さんだ。
木や自然に恵まれた長野県松本市で、
中学高校時代をすごした克友さんは、
木を使ってものを作ることを生業にしたいと、
日大工学部建築学科在学中から
福島県内を見て回り、
すでに閉校されていた旧羽鳥小学校と出会う。
めばえ工舎玄関
卒業製作で学校家具を作ったとき、
「木の持つあたたかさと柔らかさ」を子どもたちに伝えたいと、
机とイスの側面に草木の芽をデザインしたことにちなみ、
工房を「めばえ工舎」
とした。
校長室に、克友さんの卒業作品や受賞作品などを展示し
ているほか、ショップ、ギャラリー、作業場など、
かつて子どもたちが使っていた教室を、そのまま活用している。
職員室は、めばえ工舎に共鳴した作家たちのギャラリー
主に県内産の無垢の木を使って作られた作品は、
ビスなどの金具を使用せず、
木が呼吸できるような加工を施している。
ものを作るだけでなく、
その過程を大事にしたいので、家具はすべてオーダーメイド。
依頼主の自宅を見学してから製作にかかるため、
作品の構想に時間をかけているという。
地域の人たちに見守られながら、
工舎を切り盛りする若いふたり。
木に対する思いを、いずれは住宅づくりにも生かせたらと語る、
克友さんの夢は限りなく大きい。
「ショップ」にしている教室にて
作品「小さい婦人用のイス」と、克友さん
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