【絵画に触れて鑑賞して】大河原さんが個展・弱者の立場で創作活動 | タウンリポーターのひとりごと 【読売新聞 ほのぼの@タウン】

【絵画に触れて鑑賞して】大河原さんが個展・弱者の立場で創作活動

郡山市の正光画廊で、

彫刻家、大河原隆則(42)さんの
個展が開かれ、地元美術愛好家の関心を呼んでいる。



大河原さんは、昨年11月、

ドイツで開催された「ハイデルブルク現代日本美術展」で、※1.

クンスト・イン・ハイデルブルグ賞を受賞

今回の個展は、それを記念して開かれた。



大河原さんは、福島大学教育学部美術科を卒業後、

いくつかの学校で講師を務めながら、

彫刻や絵画を描いてきた。


高校時代に交通事故に遭い背骨を強打、

その後遺症に長く苦しんだ経験から、

宗教にも関心が深く、

常に弱者の立場にたった創作を続けてきた。


特に大河原さん自身、視力が弱いため、

視覚障害者にもわかるような絵画も描いている。


「I`ll be there」という油絵は、


戦争によって、

人の顔かたちまでが変形してしまうさまを知ってもらうことで、

戦争の悲惨さを伝えたいと、


手で触るだけでわかるよう、

絵の具の起伏をはっきりさせた作品に仕上げている。



今回の展示作品は、彫刻約60点、絵画約60点。

売上の一部は、国際慈善事業などに寄付する予定。


絵画が好きで、

よく正光画廊を訪れる客からは

「この画廊でも、めずらしい、

新しい分野の作品に目をみはりました。

市内でも画期的な催しだと思います」という声が聞かれた。


将来は、様々な宗教の聖地である、

エルサレムで個展を開くことが、
大河原さんの夢だという。


個展は、4/23~5/4まで。



大河原さん個展


作品「I`ll be there」と大河原さん






*1.「ハイデルブルグ現代日本美術展」
ドイツのハイデルブルグ城を会場とし、2005.11.4~11.6まで開催された。


参考サイト:慧善玄潭の世界にようこそ
http://www.ezen.jp/topics.html



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