彼といつから一緒に居て、
いつから一緒に暮らしているのか。
ふとそんなことを疑問に思う。
普通だったらそんなこと、
忘れるはずがないんだけど…。


彼はとにかくナマケモノ。
テレビのリモコンそれすらも、
自分で操作しようとしない。
私が今へ到着すると、
「テレビつけて」とひとこと言って、
ジッとテレビと睨めっこ。

仕方なくテレビをつける。


「最近話題の突然変異ですが…」

彼はありがとうを言わない。

「効力は大変強力であり…」

でも、ごめんねはきちんと言う。

「その胞子…花粉…?を吸う…」

そんな変わった彼だけど。

「非常に鮮明な幻覚を…」

私は何故か大好きでありまして。

「政府は撤去作業に追われて…」

そんな思いは伝わっているのか。

「皆さんご協力お願…」


彼は最近話題の、
大麻の突然変異の、
ニュースを聞きながら、
何が気に入らないのか、
キャスターにガンを、
飛ばしているわけでありまして。

私はこれからご飯の支度を、
始めていくわけであります。