知人の訃報 | KaoLu-nglish

知人の訃報

この記事は他のSNSに投稿したものを転用しています。

2008年にあるSNSがキッカケとなってその年の秋から毎月1回だけですが、お会いしていた京都の知人(女性Hさん)がお亡くなりになりました。

お年がおいくつだったかわかりませんが、お孫さんがいるとは思えないような若さだと思っていました。

Hさんのお誘いもあって、林さんの地元京都の大学の研究会に毎月参加するようになりました。その際にお会いしていました。

実は自分の母とファーストネームが一緒という事もあって最初から少しだけ親近感もありました。

研究会以外の会(現代風俗研究会?)にもお誘いいただきましたが、ちょっと興味が持てない分野の集まりだったのでそれは遠慮させて頂きました。

研究会をやっているこの大学、自分の出身大学ではないものの実は自分と非常に関係の深い大学で、学生時代~就職してから4年ほど関係がありましたが、それ以後は全く接点を持っていませんでした。

その大学へ行くキッカケをくれたのがHさんでした。
毎月研究会で色んな人に話しを聞いて刺激を受けている事はブログに書いてきました。

今日28日も研究会の日でした。
そしてその28日はお葬式だそうです。

今日の研究会始まる前に普段あまり自分と会話しない副会長が珍しく声をかけてくれました。

『あの…Hさん、お亡くなりになった事…ご存知ですか?』と。

Hさんの仲良しぶらっとメンバーからもぶらっと上で報告はありませんので、もちろん初耳です。驚きました。

Hさんはずっと1年以上ブログを更新しておられませんが、最近1度研究会でお会いしていました。ですが、それがいつだか思い出せません。大学のどこの会議室だったかは覚えているのですが…。確か去年の10月の研究会だったか…秋で間違いないと思うのですが…やっぱりわかりません。

その時の会話は、

カヲルん『お久しぶりですね!あまり体調良くないと聞きましたが、もういいんですか?』

Hさん『うん、ちょっと体調崩してたけどゆっくり休養取ったから、もう大丈夫よ。毎回必ず来てるそうね、ためになってるかしら?』

カヲルん『もちろんです。毎回刺激受けられるので休まず来てます。』

副会長『彼は皆勤なんですよ』

Hさん『あぁ~そう^^頑張ってらっしゃるのね』

というやり取りだったので、すっかり良くなっているものだと思っていました。

でも副会長によると、肺がんが全身に転移して蝕んでいる事がわかったのは2年前だそうです。またご本人もそれをご存知だったそうです。2年が長かったのか短かったのかは、何とも…わかりません。

Hさんは非常にお酒のお好きな方で、研究会の後の懇親会でのビールをいつも楽しみにしていました。でも自分は禁酒を通しているので会話はしてもお酒を酌み交わす事はありませんでした。

でも一度だけ2009年の3月に他のぶらっとのメンバー(京都伏見中心)のみなさんと一緒に伏見の英勲という酒造会社の蔵開きへ行った時に、この日だけは禁酒解禁にして2~3種類ほどお酒を一緒にいただきました。

その時の『あ~!おいしい~っ!!』というHさんの笑顔は今でもしっかり覚えています。

このブログには詳しく書いていませんが、散策の後4名で場所を変えながら2箇所でお茶もご一緒しました。

今から思えば、研究会でのあの久しぶりの再開が最後の会話になるとは夢にも思いませんでした。

Hさんをご存知の方は周知の事ですが、彼女は非常にバイタリティーのある方で、色々と話しをしたいと普段から思っていました。

研究会の後の懇親会も途中で切り上げて次の用事へ出かけて行く事が多かったですが、自分は『また来月会えるし』という感覚しかありませんでした。

久しぶりに研究会で会った時も、元気になったのならこれからまた話しができる、と漠然と思っていました。

『大丈夫よ』なんて周囲に余計な事を気遣いされないように言っていただけだったのかもしれません。きっとそうだと思います。

自分はまだまだ若いので、周囲の人が次々と亡くなるという事はありません。

それでもやっぱり亡くなります。

●学生時代にサークル時代の仲間が就職活動から帰宅して『しんどい』と言ってそのまま玄関で倒れ息を引き取った事(それほど親密だった訳ではないのですが、その数日前にサークルで会っていただけにショックでした)。

●自分が微力ながらネットショップのお手伝いをしていた店長の主婦(30代)の方も最近体調が悪いのでバイトを休んで病院に行って回復したと聞いてしばらくして旦那さんから数日後に亡くなったと聞いた事。

●ファンだったZARDの坂井泉水さんが急死した事。

その3つくらいでしょうか…。

そして今回のHさんの訃報。


成績優秀で将来有望だったサークルの友達、

仕入れ先と喧嘩して嫌がらせをされながらでも安く商品を販売し続けたネットショップの若い主婦店長、

日本中を励まし続けたアーティスト、

いつもバイタリティーのカタマリのようなHさん、

みんな周囲の人に良い影響を与え社会から必要とされ、これからも活躍が期待されていた人たち。

自分は何も社会の役に立てていないのに、役に立っている人が先先にいなくなる…。

まだ役に立っていない人にバトンを渡しているという事なのでしょうか…。

身内でもない以上、この世を間もなく去る人に別れの言葉を交わせない事がなんとも心残りです。

今日の帰りの電車の中で、周囲の乗客を見渡して、

『この人もあの人も生きてる。だけどいつこの世からいなくなるかわからない。なんてこの世ははかないんだろう』

とボ~ッとしていました。

とにかく、Hさんの事は本当になんとも言えない気分です。

Hさんとの出会いに感謝しつつ、ただただご冥福をお祈りするばかりです。