喋り足らず
先日報告した研究会の続きです。
自分が大学で講義をしていた時など、自分自身が人前で話しをする時、そしてそれについて質疑応答をする時、やはり自分のペースというか言いたい事は全て言える立場にあるせいか、終わった後、言いそびれた事というのはほとんどありませんでした。
でも自分が聴衆の一人となり、質問をする側になった場合、その時はわからないのですが、『あ、これも聞きたかった』『これを関連質問したかった』『これも言いたかった』とよく思います。
で、終わった日の翌日~翌々日くらいまでその言いたかった事を頭の中の会場でやり取りをしている『妄想』にふけってしまいます。今回もそうでした。ようやく2日前にその妄想も終わったので整理しようと思いました。
どうして後で言いたかった事が次々と浮かんでくるのか、考えました。
それは自分で講義する場合は話しの順序や段取りをしっかり事前にします。それで言いたい事は整理しますし、その結果何を聞かれてもいいような頭になります。で、本番では全て吐き出すので消化不良にならないのだと思います。
でも聴衆の一人になった場合は、テーマはわかっても具体的な内容までわかりません。一応どんな話しをされるのかは大体想定して参加しますが、その通りだった事はほとんどありません。
質問したい事などは講演の最中に整理しなければなりません。その作業が全然できてないんだと思います。これからはこの点に注意しながら講演に参加させてもらおうと思いました。
今回の研究会で言いそびれた事も書き記しておこうと思います。
講演の質疑応答の中である大学院生の質問で次のようなものがありました。
『フードアナリストの多くが女性で男性が少ない。調理の仕事は圧倒的に男性が多いのに、どうしてアナリストになろうという男性が少ないのでしょうか』
それについては、
①女性が元気だという事、男性でも積極的なのは定年定職をしたような年齢の方ばかりで、2~30代の男性が元気がないという事
②女性は色んな方に食事に誘われる機会が男性よりも圧倒的に多い
③男性は食事を接待など道具として捉える傾向がある
という回答でした。
それについてはある程度(②③)賛同できるものの、ちょっと違うのではないか(①)とも思いました。
個人的な見解ですが、基本的に女性は食べる事が男性以上に好きだと思います。
男性は好きではないのか、と言われそうですが、女性ほどではない、という意味です。
例えば、女性は食べ歩きが好きだ、という人が多いと思いますが、男性は圧倒的に少ないのではないでしょうか。男性がいない、とまでは言いませんが、ちょっと質が違うと思います。
ラーメンが好きという男性がラーメンの事に(店ごとに具や味やダシなど)異常なほどに詳しいというのはよくある話しですが、その男性がイタリアンも詳しいとか、詳しくなくとも何でもかんでも食べ歩きます、という人はなかなかいないと思います。
男性は好きな物なら何度続いてもいいと思えたりしますし、実際にそうする事もありますが、女性はいくら好きな物があっても毎食毎日違う物を食べたいと思うのではないでしょうか。
それともう一点大きな違いがあると思います。男性で料理好きな人は食べる事そのものよりも作る事の方が好きという傾向もあると思います。
男性の調理人が多いからアナリストになりたい人が多いという理屈にはならないのはそういう部分にあると思います。また講演の中で協会に対して今は少なくなってるものの、誹謗中傷のような事は発足当時からかなりあったという話しがありました。それは一つの『食』さえをも極めていないアナリストの資格を持った人たちにあたかも食のプロとして評価される事に対する抗議として表れているのではないかと思いました。
ここまでは食についての男女の感覚の差からの個人的な見解でしたが、もう一つ別に男性のアナリストが少ない理由があると思います。
フードアナリストという資格を広めようと色んな広報活動をされている事は講演の中でもお話しがありました。そういう取り組みの結果、今10,000人ほどの会員がいるそうですが割合は圧倒的に女性です。
質疑の中では男性のやる気の無さを原因の一つとして挙げられてましたが、確かに草食系と言われるようにそういう傾向がある事はその世代の者としても理解できます。しかしやる気が無い人は別としても、やる気のある男性だけでも取り込もうという戦略などがそもそもあったのか、すごく疑問です。
食なら誰でも興味があるだろう、調理人の大多数は男性なので男性が極端に少なくなる事はよもや無いだろう、調理師なども資格を自ら進んで取ってくれる、といった考え方をしていなかったかと思います。そういう考え方が今でもあるから、アナリストになろうとしない男性が消極的だと決め付ける。それは間違っていると思います。
以上が言いたかった事です。
こういった事をちゃんと質疑応答の現場でやりたかったです。
是非次に活かしたいと思います。

自分が大学で講義をしていた時など、自分自身が人前で話しをする時、そしてそれについて質疑応答をする時、やはり自分のペースというか言いたい事は全て言える立場にあるせいか、終わった後、言いそびれた事というのはほとんどありませんでした。
でも自分が聴衆の一人となり、質問をする側になった場合、その時はわからないのですが、『あ、これも聞きたかった』『これを関連質問したかった』『これも言いたかった』とよく思います。
で、終わった日の翌日~翌々日くらいまでその言いたかった事を頭の中の会場でやり取りをしている『妄想』にふけってしまいます。今回もそうでした。ようやく2日前にその妄想も終わったので整理しようと思いました。
どうして後で言いたかった事が次々と浮かんでくるのか、考えました。
それは自分で講義する場合は話しの順序や段取りをしっかり事前にします。それで言いたい事は整理しますし、その結果何を聞かれてもいいような頭になります。で、本番では全て吐き出すので消化不良にならないのだと思います。
でも聴衆の一人になった場合は、テーマはわかっても具体的な内容までわかりません。一応どんな話しをされるのかは大体想定して参加しますが、その通りだった事はほとんどありません。
質問したい事などは講演の最中に整理しなければなりません。その作業が全然できてないんだと思います。これからはこの点に注意しながら講演に参加させてもらおうと思いました。
今回の研究会で言いそびれた事も書き記しておこうと思います。
講演の質疑応答の中である大学院生の質問で次のようなものがありました。
『フードアナリストの多くが女性で男性が少ない。調理の仕事は圧倒的に男性が多いのに、どうしてアナリストになろうという男性が少ないのでしょうか』
それについては、
①女性が元気だという事、男性でも積極的なのは定年定職をしたような年齢の方ばかりで、2~30代の男性が元気がないという事
②女性は色んな方に食事に誘われる機会が男性よりも圧倒的に多い
③男性は食事を接待など道具として捉える傾向がある
という回答でした。
それについてはある程度(②③)賛同できるものの、ちょっと違うのではないか(①)とも思いました。
個人的な見解ですが、基本的に女性は食べる事が男性以上に好きだと思います。
男性は好きではないのか、と言われそうですが、女性ほどではない、という意味です。
例えば、女性は食べ歩きが好きだ、という人が多いと思いますが、男性は圧倒的に少ないのではないでしょうか。男性がいない、とまでは言いませんが、ちょっと質が違うと思います。
ラーメンが好きという男性がラーメンの事に(店ごとに具や味やダシなど)異常なほどに詳しいというのはよくある話しですが、その男性がイタリアンも詳しいとか、詳しくなくとも何でもかんでも食べ歩きます、という人はなかなかいないと思います。
男性は好きな物なら何度続いてもいいと思えたりしますし、実際にそうする事もありますが、女性はいくら好きな物があっても毎食毎日違う物を食べたいと思うのではないでしょうか。
それともう一点大きな違いがあると思います。男性で料理好きな人は食べる事そのものよりも作る事の方が好きという傾向もあると思います。
男性の調理人が多いからアナリストになりたい人が多いという理屈にはならないのはそういう部分にあると思います。また講演の中で協会に対して今は少なくなってるものの、誹謗中傷のような事は発足当時からかなりあったという話しがありました。それは一つの『食』さえをも極めていないアナリストの資格を持った人たちにあたかも食のプロとして評価される事に対する抗議として表れているのではないかと思いました。
ここまでは食についての男女の感覚の差からの個人的な見解でしたが、もう一つ別に男性のアナリストが少ない理由があると思います。
フードアナリストという資格を広めようと色んな広報活動をされている事は講演の中でもお話しがありました。そういう取り組みの結果、今10,000人ほどの会員がいるそうですが割合は圧倒的に女性です。
質疑の中では男性のやる気の無さを原因の一つとして挙げられてましたが、確かに草食系と言われるようにそういう傾向がある事はその世代の者としても理解できます。しかしやる気が無い人は別としても、やる気のある男性だけでも取り込もうという戦略などがそもそもあったのか、すごく疑問です。
食なら誰でも興味があるだろう、調理人の大多数は男性なので男性が極端に少なくなる事はよもや無いだろう、調理師なども資格を自ら進んで取ってくれる、といった考え方をしていなかったかと思います。そういう考え方が今でもあるから、アナリストになろうとしない男性が消極的だと決め付ける。それは間違っていると思います。
以上が言いたかった事です。
こういった事をちゃんと質疑応答の現場でやりたかったです。
是非次に活かしたいと思います。
