キィィ...!!ドンッ...!!
ピーポー ピーポー ピーポー ピーポー
...
私の名前は渡邉理佐。
よく分からないが 病院のベットで寝ていて、頭がガンガンと痛み 全身もとてつもなく痛い。
コンコンッ
?:失礼します。
すると、目を覚ましてすぐ病室に入ってきたのはとても綺麗な看護師さんだった。
?:目 覚ましたのね...良かった...。
ホッとしたようにそう言った看護師さんの目は、何故か潤んでいた。
理:お姉さん泣いてる...?
?:ううん。泣いてないよ...。
理:嘘じゃん。どうして?
泣いてない なんて言いながら、お姉さんは手で涙を拭っているから
泣いている事はバレバレだ。
?:わからない...だけど嬉しくて。
理:そっかありがとう。それでお姉さんの名前は?
?:あっ、忘れてた...。私は 理佐ちゃんの担当を任されました、菅井友香です。
よろしくお願いします!
理:友香さんか。こちらこそよろしくお願いします。
友:それじゃあ私は先生を呼んでくるね...?
すぐに先生がくるから そこで詳しく説明されるよ...えっと、安静にね!
そう言って微笑んだ友香さんは病室を出ていった。
理:何かいい人そうで良かった。
なんて呟くと
コンコンッ
先生:失礼します。
ノック音が聞こえ、友香さんが呼んできた先生が入ってきた。
先生が教えてくれたのは、
買い物の帰りに道に ひき逃げされてしまった事と
その時に全身と頭を強く打ってしまったということ。
命に関わる怪我では無いそうだけど、しばらくは絶対安静だと伝えられた。
入院生活って、退屈で辛いイメージだけど
あんなに綺麗な看護師さんが担当してくれる訳だし、そんなに退屈しなそうだ。
私はそう思いながら、ベットに寝転がり天井を見つめていた。
続