おはようございます!リクエスト小説更新遅くてすみませんm(_ _)m
今回はりなまるさんから頂きました、志田愛佳×渡辺梨加のもなべりです!

チャラい愛佳さんのナンパ方法にご注目を!笑
…………………………………
 私の名前は渡辺梨加
今日は暑い夏の日そのため菜々香ちゃん、織田奈那、私の3人でプールに遊びに来た

菜:オダナナの役目は梨加ちゃんをナンパから守ることだよ?分かってる?

織:私に任せて!

菜:なんか心配だなあ...

私は流れるプールの中を、ユラユラと二人の会話を聞きながら流れていた。
菜々香ちゃんは私がいつもみたいにナンパされるんじゃないかって心配してくれてオダナナを連れてきたみたい。

ある程度プールに入り満足した私達はプールから出てレジャーシートを引いた所で話していた。

菜:それにしても梨加ちゃんはいっつもナンパされてるよね...しかも女の人に、、

織:そうそう!いっつも女の人に好かれてるわよね!

菜:オダナナ、オネエ感出てるよ

菜々香ちゃんの冷静なツッコミに笑がこぼれる。
けど二人の言う通りで私がナンパをされるのはいっつも女の人、
男の人が昔から苦手だからそこは良いのかな...?

けどご飯に誘われたっていつもお断りしてる。
嫌って訳でもないんだけど、
やっぱり知らない人とご飯となると、人見知りな私には難しいと思うから...

約一時間くらい話していると時刻は12時になり、お昼を買いに行くことにした私達は立ち上がって歩き出した。



菜:何食べよーかな?

織:あそこは?

オダナナが一つのお店を指さす

菜:いいね!梨加ちゃんもいいかな?

梨:うんっ!

返事をしてそのお店に向かおうとすると、突然

ヒュー...スポッ、、!!

梨:えっ...!?

何かが飛んでくる音が聞こえてから、すぐ私に何かがピッタリとハマった

下を向き自分の体を確認すると、私には綺麗に浮き輪がハマっていた
そして後ろを振り返るとショートカットの女の人二人が立っていた。

?:しゃあ!ナイス私!

?:愛佳のバカ!なにこのナンパの仕方

?:いやいやナイスシュートって言ってくれないと

?:言うわけないでしょ!

バシッ

?:イテッ!

後ろに立つ二人の女の子のうちの一人がもう一人の女の子の頭を怒りながら叩いていた、
どうやら叩かれている方が私に浮き輪を投げた人みたい。
そんなことを考えてると、
私の少し前を歩いていた菜々香ちゃんとオダナナが私の元に駆け寄ってきた。

菜:梨加ちゃんこの浮き輪どうしたの?

織:確かさっきまでは無かったよね?

梨:あの人が投げたみたい...

そう言ってまた後ろ人たちを見るとその二人はゆっくりと歩いてきた
だんだんと近づいてくる二人は女の人なのに、とてもカッコよく感じた...

ド キ ド キ

?:すみません!うちのバカ愛佳が...

そう言って軽く頭を下げてくれた

梨:いや...いいんです...

?:愛佳も謝んなよ!バカ!

バシッ

愛:イテッ!理佐二回も殴んなよー

また愛佳って人は頭を叩かれた

愛:突然すみませんでした...。その...浮き輪ナイスインした事ですし良かったら一緒にご飯にでも...

バシッ

理:懲りない奴め!ほんとすみません!

そう言って愛佳って人は連れてかれそうになっていた。
けれど私は咄嗟に愛佳って人の腕を掴んだ

愛:えっ?

梨:あの...ご飯食べましょう...

愛:いいの!?

梨:はい...

愛佳って人はキラキラと瞳を輝かせて喜んでいた。
そんな私にオダナナ、菜々香ちゃん、そして理佐さん?は目をまん丸にして驚いている

菜:ちょっとオダナナ!なんで浮き輪弾かなかったのよ!

バシッ

織:イテッ!だって気づかなかったんだものー

梨:愛佳さん...行きましょ?

愛:うん!

そう言って私は愛佳さんと二人でご飯を食べることになった。

...

織:あー行っちゃったわよ?あれ?菜々香ー?

理:菜々香さん一緒にごはん食べません?

菜:はい...

織:ちょっと!私一人になっちゃったじゃない...!

...


近くのお店でホットドッグを買い、空いていた席に座った

愛:お名前聞いてもいいかな?

ホットドッグ片手に愛佳さんはそう言った

梨:あっ、ワタナベリカです...

緊張して言い方が可笑しくなってしまった私を見て、愛佳さんはすごく笑っていた

愛:ちょっ!何今の言い方!
めっちゃ面白いし可愛いんだけど!!それに理佐と一文字違い!

梨:笑いすぎです、、、
理佐...ってもう一人の人ですか…?

愛:そそ!あいつは渡邉理佐って言うんだ!ほらね一文字違い!

梨:ホントだ...

愛:呼び方は梨加ちゃんでいいかな?

梨:はい...!じゃあ私は愛佳さんで...

こんなふうに愛佳さんとの会話は尽きなかった、人見知りなはずなのに...

愛:さあ、ご飯も食べたし運動しなきゃね!

梨:はい...

そう言って愛佳さんは私に手を差し伸べ、私はその手を両手で握って立ち上がった。

前を歩く愛佳さんにドキドキする...

梨:あの...!

私が声をかけると愛佳さんは足を止めこちらをニコニコしながら見た

愛:ん?梨加ちゃんどうしたの??

梨:あの...また遊んでくれますか?

愛:梨加ちゃん可愛い...

梨:えっ...?

愛佳さんは答えになっていない言葉を呟いてから、握っていた手を引っ張り私を思いっきり抱きしめて、

愛:梨加ちゃんに一目惚れした...

耳元でそう言ったあと何故か私の耳をパクリと食べた、

パクッ

梨:ひゃっ...わっ!

自分でもびっくりするような声が出て咄嗟に両方で口元を抑えた。
だけどそんな私を愛佳さんは不思議そうに見ている。

愛:梨加ちゃん...私今日で終わりの関係なんて嫌だよ...?

切なそうな顔...、胸がまたドキドキと動く。

梨:私も嫌です...

そう答えると愛佳さんの表情から、切なさが消えた


愛:じゃあ泳ぎに行こ!

梨:はい...!

愛佳さんはまたニコッと笑って、私に浮き輪をはめた

スポッ



そして一つのことを思った。


もしかしたら、あの時私に浮き輪が綺麗にハマった時から


私のハートは愛佳さんに捕えられていたのかもしれないと...