おはようございます!
今回のリクエスト小説はmsssoccer-11さんから頂きました!小林由依×今泉佑唯のペアです!
リクエストありがとうございました!

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  私の名前は今泉佑唯!
そして私の彼女は同じメンバーである小林由依!

そんな私の彼女であるゆいぽんは、いっつもクールで冷静で落ち着いてて焦らなくて、私とは真逆なくらい違う。

私はゆいぽんが大好きでいっつも一緒にいたいし、たくさん手をつないだり、ギュッと抱きついたり、たくさん甘えたりしたいけど、いつも手を繋ぐのも抱きつくのも甘えるのも、全部私からでゆいぽんからやってくれたことは無い...

だから今日こそはゆいぽんから抱きついて貰うように挑戦するぞ!

なんて意気込んで楽屋に入った

楽屋に入ってゆいぽんを探すと、椅子に座ってぼーっとするゆいぽんを見つけた

今:よし!最初の作戦は...

私はゆいぽんに分かるようにゆいぽんの前を歩いて目の前で

バタンッ

今:イターイ!!

わざとだけど思いっきりコケた

だけどこの出来事に一番早く反応したのは目の前いるゆいぽんじゃなくて、結構遠くにいたオダナナだった。

織:ちょっとずーみん?大丈夫ー?

今:あっうん!

そう言ってオダナナをあしらい、ひとまず椅子に座った

チラリとゆいぽんを見たけどゆいぽんは全く動かずどこかをジーッと見ていた

なんで目の前で彼女がこけたのに全く反応しないの...?

もしかして冷静に判断してわざとだってバレたのかな...?

今:はぁ...。けどまだ諦めない!

そう呟いて私は次の作戦を始めた

今度の作戦は...

私はまたゆいぽんの目の前に移動して

今:あーあ、寂しいなー!

ってちょっと声を張って言った

これならきっと、私のところに来て抱きしめてくれるはず...

そう考えニヤニヤしていると

ギュッ

私に誰かが抱きついた

ゆいぽんのはずゆいぽんのはず、期待を胸に上を向くとそこにはゆいぽんではなくオダナナの姿が見えた

今:えっ?幻...?

私は目をこすってもう一度見たけど、やっぱり何度見たってオダナナだ。

織:ずーみん寂しいんでしょ?なら私が抱きしめてあげる!

そう言って私を抱きしめるオダナナ...

申し訳ないけど私はオダナナじゃなくてゆいぽんに抱きしめて欲しかったのに...

その後も何個か作戦を実行したけど、何故か私を気にしてるのはゆいぽんじゃなくてオダナナだった。
オダナナが好きなのは私じゃなくてゆいぽんなのに何でなのか分からない。

今:もうダメだ...

私の作戦はすべて失敗に終わりパイプ椅子に座って落ち込んでいた。
すると


...

?:ずーみんどうしたの?

今:えっ...?

私に話しかけてきたのは大好きなゆいぽんだった

ギュッ

小:わっ!

私は思わずゆいぽんに抱きついた。
やっぱり、我慢出来ないもん。

小:今日は私のところに来てくれなかったけどなんで...?

ゆいぽんは悲しげな表情で私にそう言った

今:けど、私今日ゆいぽんの前にいっぱい行ったよ?

小:ほんとに...?

どういう事だろう、ゆいぽんは私に全く気づいてなかったのかな...

今:もうゆいぽんのバカ!

そう言ってそっぽを向くと、ゆいぽんは回り込んで私の顔をのぞきこんだ

小:そんな事言わないで...

今:...

申し訳なさそうな声でそう言ったゆいぽんの声を無視したけど

小:ずーみん?

私の声を呼ぶのは大好きな人だから、やっぱり無視なんてできなくて
私は顔を上げゆいぽんの目を見て抱きついてと目で訴えた
するとゆいぽんに伝わったのか
表情を緩め私の首に手を回してくれた

小:ギュってして欲しかったんだね?

悪魔なのか天使なのか分からないような声、

今:だってゆいぽんからいつもギュってしてくれないから...

小:気づけなくてごめんね...

今:ううん...

小:私はさ、ずーみんがギュってしてくれるの好きでいっつも待ってた...
けどそれで寂しい思いさせちゃったね、

この子はなんて可愛いことを言うのだろうか、こんな言葉ふと他のメンバーに言ってしまったらと思うだけで嫌になる
だって私の彼女なんだもん...

今:もう贅沢言わないもん...

小:えっ...?

今:ゆいぽん好き!

小:うん!私もずーみん好きだよ!


なんて二人で抱き合いながら笑った、やっぱりゆいぽんはとても素敵な彼女だ...