今回のリクエストは、みゆもな 星 欅坂46小説さんから頂きました!
鈴本美愉×米谷奈々未のペアです!

リクエストありがとうございました!
近日愛佳とゆいぽんの小説も投稿予定です^^

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 私の名前は鈴本美愉。

今はメンバーと一緒に楽屋で待機中

だけど私は落ち込んでいるため楽屋の机に頭をつけずっと無で過ごしていた

鈴:...。

そんな私にメンバー達は

『もんたが無になってるよー!』

『えー!』

『写真撮ろっと!』

なんて言って私のこの状況をパシャパシャと撮って、見ては爆笑してる

鈴:...。

私が落ち込んでることも知らないで皆して、なんて思いため息をついた

鈴:はぁ...

すると

トントン

?:もんどうしたん?

そう言って肩を叩き声をかけてきたのは、よねだった

鈴:よね〜!

よねの顔を見て私は笑顔になり名前を呼んで抱きつく

米:よしよし、どうしたん?なにかあったん?

心配そうにそう言ってくれた

鈴:ちょっと出来ないことがあって落ち込んでたのにメンバーみんな写真撮って笑ってるんだよ!ひどいでしょ!!

なんてよねに伝えると

米:それもきっとみんなの優しさだよ...!

なんて言ってメンバーを庇う
もちろんメンバーみんないい子だけどさっきみたいなのはやっぱり私を含めみんな子供だ

鈴:もう...よねは優しいんだから

米:そんなことないで...!

そう言って照れたよねは菜々香のところに行ってしまった

鈴:よねはいっつも明るくて尊敬だな、私もあのくらい元気にならなきゃだよね

そう呟くと後ろから声が聞こえた

志:いやいや、もんた充分うるさいし元気でしょ!

そう言ってケラケラと笑っていたのはメンバーの志田愛佳だ。
笑う姿にカチンときた私は

鈴:人の気持ちも知らないでー!

そう言って愛佳を追いかけ楽屋をクルクルとしていると
ふと、よねと目が合った。

鈴:よね...?

名前を呼ぶと

米:やっぱり、もんは笑顔が一番似合うんやから沢山笑いな!

そう言って微笑むよねの優しさに、私は何度救われたのだろうか...

これはきっと私だけじゃない...

メンバーみんながきっとそう。

だけど胸がドキドキとするのは

メンバーみんなじゃない、

きっと私だけだ...

だけどこんなことは伝えられない。

それにきっと伝えたら

『うちも大好きやで!』

なんてメンバーとしての意味で言われるのがオチなことくらい知ってる...

だけど一度伝えてみたくて

鈴:ねえ、よね?

米:ん?

鈴:私、よねの事大好きだよ!

そう言うとよねは

米:うちも、もんの事大好きやで!

そう言って、よねは微笑えんだ

やっぱり予想と同じ...

だけどこれでいい。

だってこれからもメンバーとしてずっと一緒に居られるから...

だからこれからも私の気持ちは隠していかなければならない...

ちょっと悲しいけど、仕方ないんだ...

そして私はまたよねの元に向かってこう言った

鈴:ねえよね〜??

米:んー?

鈴:これからも一緒に頑張ろうね!

米:うん!

ニコッと笑い、力強くよねは返事をした。


そんなよねやメンバーみんなと一緒に、これからも坂を登り続けたいと改めて強く感じた。