次の日理佐さん家のインターホンを押す

ピンポーン

ガチャ

今日はすぐ出てきた

菅:理佐さんおはようございます‥!!

理:友香おはよう!

理佐さんはとても元気で私は安心した

理:今日は準備できてるからもう行こっか!

菅:はい!

準備が出来てるなんて珍しい、ちょっと違和感を感じたけどそれよりも嬉しさが勝って嬉しくて嬉しくたまらなかった

理佐さんと二人で登校していると
また後ろから声が聞こえた

長:理佐と菅井さーん!おはよ!

声をかけてきたのはこの前と同じく満面の笑みで手を振る長濱さんだった。

理:ねるおはよ!

菅:おはよう‥

だけど、この前と違って
茜さんに話した事で少し楽になっていた私の体は倒れなかった。

結局途中からは三人で登校して
1組の教室に着いた

菅:じゃあ理佐さんまた‥!
長濱さんも‥‥。

理:うん!

長:またね!

そう言って二人は並んで4組に向かって歩いて行った

私はその後ろ姿を見ていたら
長濱さんが理佐さんの腕に自分の腕を絡ませていた
それに、理佐さんもなんだか照れてるように見えた

菅:??!!

その光景を見て立ち尽くしていたら、長濱さんがいきなりこっちを振り返って不敵な笑みでニコっと笑った


菅:はぁはぁ‥

私はまた息がしずらくなりだんだんと意識が遠のく。

バタンッ

ついにはまた倒れてしまった


?:友香!?友香!、

意識が薄れる中私を呼ぶ声がした

菅:理佐さん‥?

そう言って意識を失った


次、目を覚ました時はまた保健室のベッドだった

菅:はぁ、またやっちゃった。

?:あっ!起きた!友香大丈夫?

菅:茜さん?

隣で心配そうに私を見ていたのは理佐さんではなく茜さんだった。

茜:ほんとびっくりしたんだから!
部活終わって教室に向かおうと歩いて1組を通りかかったら、友香倒れてるんだもん!

菅:そうだったんですね‥また迷惑かけてすみません、、、。

茜:いいの!いいの!

菅:あの‥理佐さんは?

茜:多分教室だと思う、友香が倒れた事も気づいてないと思うよ?

菅:そうですか‥‥。




今頃理佐さんはどうしているのだろうか?
長濱さんと喋っているのだろうか?

私はまた不安で不安でたまらなくなってしまった。

すると不安なことが伝わったのか茜さんが頭を撫でてくれた

なにも言わずただただ頭を撫でてくれた茜さんの優しさが心にしみた。