茜さんに話して少し落ち着いた私は教室に戻り残りの授業を受けて
放課後になった。

そして、いつものように理佐さんが教室に来るのを待っていた

菅︰遅いなぁ...

だけどいつも来る時間から30分経っても理佐さんが来なかったから私は理佐さんのクラスに、向かって覗いたけど
クラスに理佐さんの姿はなかった...

菅︰なんで...?一緒に帰れない時はいつも言ってくれるのに。
まさか何かあったのかな...?

私は心配になって学校中を探し回って先生にも聞いたけど結局学校に理佐さんは居なかった...

菅︰先に帰っちゃったんだ...



家に行こうか考えたけどそれはやめて、
落ち込みながら家に帰った。








~次の日~


ピンポーン

私は理佐さん家のインターホンを押した

少し待っても反応がなかったからもう1度インターホンを押す

ピンポーン

やっぱり反応がない...

菅︰なんで...?

私はそう呟いて学校に向かった

学校についてすぐ理佐さんのクラスに向かったけど理佐さんは居なかった

菅︰葵ちゃん!

私は葵ちゃんを呼んだ

葵︰あれ菅井さーん!どうしたの?

葵ちゃんはいつものように元気だ

菅︰あの、理佐さんまだ来てない?

葵︰うん!まだ来てないよ!何かあった?

菅︰家行ったんだけど居なくて...

葵︰ほんとに!?

葵ちゃんが目を大きくしてそう言った

菅︰うん...何かあったのかな、?

葵︰このまま学校来なかったら家行ってみるね!

菅︰ごめんありがとう!!


お礼を言って4組を後にした


菅︰具合悪いのかな...?




この時私は具合が悪くて先に帰ったり、インターホンを押しても返事がなかったんだと思っていた。

だけど本当は違くて、私を避けていたと知るのはもう少し後になる...。