私が目を覚まして少し経つと理佐さんは先に教室に戻った
私はもう少し休んでから戻ることにした

菅︰あーあ...長濱さん見ただけで倒れちゃうとか考えすぎだよね...。
はぁ、そろそろ戻ろっと。

私は保健室を出て教室に戻った
調子も良くなって昼休みの時間にはとても元気になった

菅︰理佐さんのところ行こっと

私は理佐さんのクラスに向かった

菅︰理佐さー...

理佐さんの方を向いて名前を呼ぼうとしたら、長濱さんが理佐さんと話して楽しそうに笑っているのが見えた

菅︰...。

タッタッタッ

理︰?

私は理佐さんに気付かれないようにその場を去った。

そしてその途中茜さんに話しかけられた

茜︰友香!

菅︰茜さん...

私は茜さんの姿を見て何故か安心して涙が出た

茜︰えっ、友香どうしたの!?

菅︰私...私...。

茜︰とにかくここじゃあれだから屋上行こっか?

菅︰はい...。

私は茜さんに連れられ屋上に向かった

茜︰それでどうして泣いてるの?

菅︰不安なんです...

茜︰何が?

菅︰理佐さんの事です...
実は私見ちゃったんです、理佐さんが長濱さんに告白されてるところ...
けど理佐さんこのこと話してくれなくて、忘れようとしても忘れられないんです...うう。

私は涙が溢れ出て止まらなかった

茜︰友香...
(理佐の奴泣かせたら許さないって言ったのに...)

茜さんは私を抱きしめた

菅︰はぁ...ごめんなさい、茜さんにも迷惑かけて...

茜︰うるさい、いいんだよ

それから5分ほど抱きしめあっていた
すると

ガチャっ

ドアの開く音

だけどすぐ

ガチャっ

ドアは閉まり、誰だったのかは分からなかった




だけどまさか見た人が理佐さんだったなんて...。