ずーみんが部活を見に来てくれててしかも、一緒に帰ろうと言ってくれて私はとても嬉しかった、

平︰あー、幸せ

今︰なんで〜?

私は心に思ったことをそのまま言った
そしたらずーみんは立ち止まって、理由を聞いてきた

平︰そりゃ、好きな人と一緒に帰れてるから...

今︰...。

自分で言っといて、とても恥ずかしい。
それにずーみんを見ると、ずーみんは黙って下を向いてるから、
私の心は恥ずかしいなんてもんじゃない...
自分でも顔が真っ赤になってるのが分かったくらい、、、

平︰ごめん...

今︰ううん...

この後、なんだか気まづくなってしまって沈黙がしばらく続いた
既に5分くらいお互いなにも喋らないまま

けど、逃げないって決めたから
私は何か話そうとして
名前を呼ぼうとしたとき

平︰ずー

今︰あの!!

平&今︰!?

偶然同じタイミングで話しかけてしまった...。

今︰ごめん!いいよ先!

平︰ううん!しょーもない事だからずーみん先どうぞ!

今︰うん!
あの、ちゃんと話したいから公園行かない?

平︰いいよ...!

ずーみんに、そう言われて
ドキドキが止まらない...
迷惑とか言われたどうしようってずっと頭で考えたから、

2分ほど歩いて公園についた、そしてベンチに並んで座った

平︰それで、ちゃんと話したいって...?

今︰うん...。てちにちゃんと伝えたいことある...

ずーみんが今にも泣きそうな声でそう言うから、私はずーみんの手を握った。
ずーみんは少し驚いた顔をしてたけど、いつもの笑顔を見せて話し出した

今︰私、てちに好きって言われて本当に嬉しかったよ、、、

平︰!?

今︰だけど...

平︰うん。

ずーみんが言葉に詰まっていたから私は握っていた手を少し強く握り直して、ずーみんの目をしっかり見た。

少し経つとずーみんは再び話し出した

今︰だけど、愛佳をたくさん傷つけたのに私だけ幸せになっていいのか分からなかった...
だから、ごめんって言ったの...

ずーみんは悩んでたんだ、私は気づかなかった。

平︰あの時、混乱させるような事言ってごめんね。その後も毎日毎日家行ったり、クラスメイトにからかわらたり、迷惑だったよね...ごめん。

私は逃げないって決めたけど、やっぱり怖くて弱音とか不安ばかり言ってしまった

そしたらずーみんは

今︰そんなことない...

平︰えっ?

ずーみんは下を向いてそう言い
今度は私の目を見て

今︰迷惑じゃない!

と言ってきた
私は嬉しくて嬉しくてたまらなかった

平︰ありがとう...

今︰それと、もう一つ

平︰ん?

ずーみんは立ち上がって私の前に立って

今︰私は今もてちが好き...。

そう言った。私はその言葉を聞いた瞬間、立ち上がってずーみんに抱きついて

平︰私も、今泉佑唯が好き......。

そう、言った。
だけどすぐ、ずーみんにつっこまれた

今︰なんでフルネーム??

平︰ハハッ、わかんない!緊張しすぎたみたい...

今︰てちのそんな所も好き!

平︰嬉しい...
じゃあもう暗いし帰ろ!

今︰うん!!

平︰はいっ!

私はずーみんに手を差し出した
思いっきり差し出したはいいけど、
握ってくれなきゃどうしようって少し考えちゃた。
だけどずーみんは笑顔で握ってくれた...

こうして私達は結ばれた。
とてもとても長く険しい道のりだった、
だけど、どんな時もずーみんの笑顔に救われていたんだ。

今︰てちー?

平︰ん?

今︰大好き!!

平︰私も!!

ほらね?大好きな人が隣にいる、それだけで私の心の寂しは埋まるんだ...。