その大きな声の正体は...

今︰守屋先輩!?

守︰友香今の話聞いたよ?

菅︰あかねん!?

守屋先輩はそういうと菅井さんに近づいていった、そして
パチンッ

菅︰!?

守︰友香のバカ!

守屋先輩は菅井さんに思いっきりビンタをしてた

菅︰ちょっと何すんの!!痛い!

守︰退学で脅すなんて友香最低だよ!!

今︰守屋先輩...

菅︰だって...

守︰だってなに!?
平手の事傷つけて最低だよ!脅して平手の心動かして自分のものにしてそれ幸せなの?自分の心痛くないの?
痛くないなら尚更最低だよ!

私は守屋先輩の言葉に圧倒されただただ口を開けて呆然としていた...

菅︰うるさい!!
あかねんに何がわかるんだよ!!
もう大嫌い!!

そう言って菅井さんは出ていってしまった

守︰はぁ...。
今泉さんごめんね、力になれなくて

今︰いえいえ!嬉しかったです...
平手さんともちゃんと話せればいいんですけど、

守︰これから部活行くから帰り聞いてみるね!

今︰ありがとうございます!!


…………………………………
部活終わり

守︰平手!話があるからちょっと残って!

平︰ん?はーい!

守︰ごめんね、疲れてるのに

平︰いいですよ、それで用って?

守︰うーんとね、簡単に言うと平手の気持ちちゃんと聞かせてほしくて、
平手は友香が好きなの?
それとも今泉さん?
それとも誰も好きじゃないの?

平︰えっ...。私は...

私は答えに迷った、本当は彼女が菅井さんなんだから即答できるはずなのになかなか言葉が出ない...
この時私は確信した
あっ、そうか私は今泉が好きなんだ...

平︰私は今泉が好きです...

守︰そっか!よしよし!

平︰?

守屋先輩は私の頭をぐちゃぐちゃに撫でて笑っていた

守︰友香は私が何とかするから、今泉さんに気持ちちゃんと伝えな?

平︰けど今泉には志田がいる...

守︰当たって砕けろ!

平︰守屋先輩は簡単に言うんだから!

守︰確かに!
(フフッ、平手の笑った顔久しぶりに見たかもしれない...。)


次の日

志︰ずーみん、話しあるから屋上きて?

今︰うん!

愛佳が私を屋上に呼び出した


~屋上~

今︰愛佳どうしたの?

志︰あのさ、うちと別れてほしい...

今︰えっ...?

志︰だから、うちと別れて...

今︰それって私のこと嫌いになったって事?

志︰うん...。

今︰何いってんの?あんなに好きって言ってくれたじゃん!!

志︰...。

今︰もういい!愛佳最低!

バチンッ

志︰うっ...

私は愛佳にビンタをして屋上を飛び出した

志︰はぁ...
私はずーみんがすきだよ、、、
だけどずーみんは...。



…………………………………

今︰もうなのなの...ほんとに最悪、
なんでなの、なんでよ愛佳...

私の心は愛佳の所にあった
それなのに愛佳に突然別れ話をされたショックは大きかった。
そしてその日早退をした私はそれから1週間学校を休んだ
こんなに休んだのは初めてだ、


平︰今泉...どうして休んでるんだ

小︰何かあったのかな?

平︰小林何か知らないの?

小︰最後佑唯ちゃんが学校に来た日確か志田さんに呼び出されてた!
その日佑唯ちゃんは早退して、その日以来来てない...

平︰志田が何か知ってるはずだ!
私行ってくる!

小︰あっうん...。
(二人して同じことしてる...
平手さんが停学になった時佑唯ちゃんが理由を知るため守屋先輩の所に行ったように、今度は佑唯ちゃんが学校にこなくなった時平手さんが理由を求めて志田さんのところに向かうなんて、なのになんで二人は結ばれないんだろう...。)