一方私と理佐さんはと言うと、

理︰なんで軍曹の事知りたかったの?

菅︰そんな大したことじゃないんですけど、ただ気になって、、、

理︰ふーん
そーいえば友香に仲のいい子はいるの?

菅︰...。

理︰あっ、ごめんね。きかなかったことにして

菅︰いや、大丈夫です。
私のお爺様が欅坂女子高等学校の創立者なんですけど、
なんだかそれでみんなと壁がある気がしてなかなか仲良くなれないんです...

理︰話してくれてありがとう、けど私と友香はもう友達だよ

貴女は笑顔で私にそう言う

菅︰ありがとうございます。理佐さんは優しいんですね、

理︰そんなことない...

理佐さんは小さな声でそう言うとそっぽを向いてしまった。
だけど顔がなんだが赤くなってた気がした。

理︰(どーしよう、可愛すぎる)

しばらくするとわかれ道についた

理︰じゃあ私こっちだからまた明日ね?

菅︰はい!今日はありがとうございました、、

軽くお辞儀をすると
理佐さんは私の頭を優しく撫でて
じゃあねと言って歩いていった。

私の頬は赤く染まっていた...

菅︰理佐さんはいい人だなー、もっと仲良くなりたいな
そして明日こそ軍曹さんと話す!

?︰軍曹さんって私のことだよね?
菅井さん!

菅︰えっ!?軍曹さん!?あっ、ごめんなさい。守屋さん...?

軍︰軍曹さんでいいよ!愛佳とかに言われて慣れてるから!

軍曹さんは笑って私にそう言った

菅︰それにしてもどうして私の名前を?

軍︰朝、菅井さんが教室に来た時友達から聞いたんだ!

菅︰そーだったんですね...
朝は逃げちゃってすみません。

軍︰いいよいいよ!てかほんとに私を探してたんだ!?

菅︰守屋さんの事もっと知りたくて...

軍︰(とても、可愛い事を言う子だな)

菅︰守屋さん?なんでにやけてるんですか?

軍︰いや!気にしないで!
てか茜でいいよ!呼び方

守屋さんは焦りながら言った

菅︰はい...私の事は友香って呼んでください、、、

守︰友香ね!これからたくさん話そ!
じゃあ私こっちだからまたね!

そーいって学校の方へ向かっていく茜、

菅︰家こっち方面じゃないのかな?じゃあ何でいたんだろ??
まあ、話せたしよかったー!
明日理佐さんに報告しよっと!




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鈴本の家


鈴︰あかねん菅井さんの家の近くまでいってたでしょ?家真逆なのにー!!

茜︰まあね、なんだか友香の事が気になるんだもん!

鈴︰あれ!?いつの間にか名前呼び!?

茜︰いいでしょ別に!

鈴︰相変わらずいやらしいねえあかねんは

茜︰たく、すずもんは!
(なんて言いながら友香のことを考えていた)