17時になった。
そろそろ部活が終わる時間。

私は早歩きしながら校庭へ向かう

その途中、急いでいたため階段で誰かとぶつかってしまった。
幸いどちらにも怪我はなかったみたいだ。

菅︰ごっ、ごめんなさい。

?︰あっ、気にしなくて大丈夫ですよ
こっちもよく前見てなかったんで、
あれ?菅井さん?


(あっ、渡邉さんとぶつかっちゃった。そう、私がぶつかったのは渡邉理佐さん)

菅︰は、はい。

理︰一度話したかったんだよねー
菅井さん美人で知的だし

菅︰渡邉さんもチャラいんですね、、

理︰なにそれ、愛佳と一緒にするなよ

(低いトーンで理佐が言う)

菅︰ごめんなさい、、
あっ、私用事があるので失礼します。

理︰あっ、ちょっと!

あーあ行っちゃった。もっと話したかったのに...




私はさっきよりも早歩きで校庭に向かう。
しかし、
そこにもう軍曹さんの姿はなかった。

菅︰あーあ、渡邉さんとはなしたからだ
まあぶつかっちゃったのは
私のせいだし仕方ない
というか渡邉さんに軍曹さんについて聞けばよかったー



そんなことを思いながら私は家に向かった