10年程前から、毎年この時期になると、
なぜかこの動画を見たくなります。
【余命1ヶ月の花嫁】

知っている方も多くいらっしゃると思いますが、
これは2007年に放送された、
乳がんで余命1ヶ月と宣告された千恵さんのドキュメンタリー番組です。

私が一番印象的だったのは、
この動画の32分22秒から。

彼氏の太郎さんが、
「毎日なにしてるの?」
という問いに、千恵さんは、
「生きてる。」
と答えます。

有り難いことに健康な体をもち、
当たり前に明日がくると思っていて
毎日なんとなく過ごしている私にとっては衝撃的な返答でした。

「明日はあれしよう」
「今度の休みにこれしよう」
と思える今が、どんなに素晴らしいことなのだろうと気付かされます。

【”ありがとう”の対義語は”当たり前”】
というように、
今当たり前にできていること、
生きていることに
感謝しなきゃいけないなと感じます。

私がこの番組を初めて見たのはもう10年以上前で、当時はまだ小中学生でしたが、
今は千恵さんが亡くなった24歳になりました。
今は特に、この映像を見ると思うことがたくさんあります。

誰にとっても、病気を患うこと、突然死が訪れることは他人事ではありません。

いつ何が起きても後悔しないよう、
生きているこの日々に感謝し、
周りの人を大切にして、
自分のやりたいことに全力で取り組みます!