その日の放課後。


そうです、つまり私は現実逃避をしていて

どんだけ仲が離れていたのか全くの無自覚だったわけであります。


けれどまぁ、挨拶もしない私に対しとにかくアイは優しかった!

実は高校生活二日目に、「郊外学習の集合場所まで一緒に行こうね!」と、約束をしていたわけです。ノリで。

そのことで、アイは私の携帯にメールをくれたのであります。ああ、ありがたや。

もちろん私は二つ返事でOKを出しました。





け れ ど





はい、困ったことに私はダブルブッキングをしていました。(´`;)

私は学校へ電車にて通っていて、他の子たちもほぼ全員が電車通学です。高校だしね。

そしてユウコとは電車が一緒で、方面まで一緒でありました。そしてユウコは電車に乗った経験がほぼ皆無で、一人では集合場所まで行けないというのです。そういう人、ほおっておけないんです。←お節介。


んで、その旨をアイに伝えると、

これまたアイは二つ返事で快諾してくれました。いい人!



けれど、このとき私は気付いていないことがあったのです。

電車の中に潜む、沈黙と言う魔物に…。




つづくと思われる。




高校生活三日目。

第一印象・疲れた。どうせ私は日陰の女さ。


と、言うわけで、(←詳しくは一つ前の日記を参考に)

その日の私は極力人と関わらないモードに入っていました。

昨日と変わらず30分前に登校したものの、早速小説を開いて自分の世界へワープイン。他人に関わらなくていいわけですから超ラクです。

そう、昨日初めて喋ったユウコが登校しても、挨拶を交わすだけ。

明るくてキーパーソンとなりそうなアイが来たって、目でちらりと気配をうかがうだけ。

そんな事するからいけないんですよね。


昨日グループが出来かけていた、アイ、キイナ、マサミに加え、パッツンの黒髪めがねっ子、アヤメが入り、一大女子グループとして権力を握ることになるのです。

けれどそんなことはつゆとも知らぬ現実逃避中のあずささん。馬鹿ですね、加わっておけば後々楽なのに。


今日のほうが遅刻の人数が少なく、短いホームルームが始まって終わり、翌日に控えた郊外学習(ゆわば遠足)のための説明がクラスごとの後、体育館で再び説明されます。

同じ説明を二回も聞くのでぶっちゃけ暇です。まぁ、そのとき隣に座っていたマサミには後々救われるのですが。


そうして午前中でその日は終業となり、

昼食が無かった分、私はどれだけ他のみんなと仲が離れていたのか自覚するのに時間が掛かったわけです。

ああ、無知って恐ろしい。



多分つづく。


私が高校生になってから、はや二週間が経ちました。

私は元・不登校だったので、そもそも高校に行くだけでも自分としては大チャレンジみたいなものだったのです。

で、チャレンジをしてみて最初の一日目は、音沙汰も無く入学式を消化しました。

そもそもクラスメイトと喋る機会が無かったわけですから、仲がよくも悪くもなりませんでした。


で、肝心の二日目。

これは案外上手くいったものです。風向きが向いていたんですかね。

そもそも中学校に行っていなかった私は何分前に登校すればよいかが解らず、登校時刻の30分前に教室へ着いてしまいました。

当たり前のように教室内はもぬけの殻で、電気すら着いていません。

ですが程なくして、女子生徒が登校してきました。その名もユウコ。ユウコは私の隣の席でしたので、さっそく友達がひとり出来たわけです。ユウコも登校初日で友達が出来るか不安だったらしく、私達は意気投合しました。

で、ちらほらと生徒が登校してきて、数名の遅刻がありつつもホームルームが始まって終わって、学校生活の説明が始まりました。

最初はクラスで、次に体育館に移動して生徒全員で説明を呆然と聞いていきます。

我々のクラスは二列に並んだのですが、そこで隣になった子も、明るくイマドキで喋っていて楽しい子でした。名前はアイ。

そうして私は順風満帆に友人を二名も作ったわけです。偉いぞ自分!


そうなると昼食だって楽しいもの。

偶然私の席の両側にユウコと、アイが居たので、私がなんと真ん中になってお昼時が始まるという、夢のような展開に。実際、すぐに夢と消えるの訳ですがあれ、私って不登校だったよね。


そしてそこに斜め後ろの席の、キイナも参加して、四人でわいわいと昼食をとっていました。

しかも私が輪の中心で会話に参加しているなんて!!感動物です。

そんな風に楽しげにおべんとうを突いていたのを見て、二つ列をはさんだマサミも、

「あの、入ってもいいですか?」と声を掛けてくれたではありませんか!!?しかも私にです。

日陰の女ではや十五年。

このときばかりは、初めて日向にでたあずささんでした。


で、そんな風に人数が増えると、KY(もはや死語)の痛い子あずささんでは、

当然会話の中心になんて居れないわけです。

やっぱりイマドキでしかも可愛くって明るく言うこと無しのアイさんが会話の中心になるわけで。

それは至極当然で、

そうしてあずささんはすぐさま日陰の女に返り咲くのでした。


全然上手くいかなかった(汗)



同高校の子にバレなければ多分つづく。