私が高校生になってから、はや二週間が経ちました。
私は元・不登校だったので、そもそも高校に行くだけでも自分としては大チャレンジみたいなものだったのです。
で、チャレンジをしてみて最初の一日目は、音沙汰も無く入学式を消化しました。
そもそもクラスメイトと喋る機会が無かったわけですから、仲がよくも悪くもなりませんでした。
で、肝心の二日目。
これは案外上手くいったものです。風向きが向いていたんですかね。
そもそも中学校に行っていなかった私は何分前に登校すればよいかが解らず、登校時刻の30分前に教室へ着いてしまいました。
当たり前のように教室内はもぬけの殻で、電気すら着いていません。
ですが程なくして、女子生徒が登校してきました。その名もユウコ。ユウコは私の隣の席でしたので、さっそく友達がひとり出来たわけです。ユウコも登校初日で友達が出来るか不安だったらしく、私達は意気投合しました。
で、ちらほらと生徒が登校してきて、数名の遅刻がありつつもホームルームが始まって終わって、学校生活の説明が始まりました。
最初はクラスで、次に体育館に移動して生徒全員で説明を呆然と聞いていきます。
我々のクラスは二列に並んだのですが、そこで隣になった子も、明るくイマドキで喋っていて楽しい子でした。名前はアイ。
そうして私は順風満帆に友人を二名も作ったわけです。偉いぞ自分!
そうなると昼食だって楽しいもの。
偶然私の席の両側にユウコと、アイが居たので、私がなんと真ん中になってお昼時が始まるという、夢のような展開に。実際、すぐに夢と消えるの訳ですがあれ、私って不登校だったよね。
そしてそこに斜め後ろの席の、キイナも参加して、四人でわいわいと昼食をとっていました。
しかも私が輪の中心で会話に参加しているなんて!!感動物です。
そんな風に楽しげにおべんとうを突いていたのを見て、二つ列をはさんだマサミも、
「あの、入ってもいいですか?」と声を掛けてくれたではありませんか!!?しかも私にです。
日陰の女ではや十五年。
このときばかりは、初めて日向にでたあずささんでした。
で、そんな風に人数が増えると、KY(もはや死語)の痛い子あずささんでは、
当然会話の中心になんて居れないわけです。
やっぱりイマドキでしかも可愛くって明るく言うこと無しのアイさんが会話の中心になるわけで。
それは至極当然で、
そうしてあずささんはすぐさま日陰の女に返り咲くのでした。
全然上手くいかなかった(汗)
同高校の子にバレなければ多分つづく。