トイレでのこと
久々にアイツに触れた。
あたしが学校のトイレに行ったら、アイツにばったり会った。
あたしはばったりだったが、向こうはどうなのかは知らない。
女子トイレに行こうとしたら清掃中。
戻ろうと思って後ろを振り返った。
その瞬間
後ろから肩をつかまれた。
アイツがあたしの肩に触れている。
そのまま手の力が強まり、方向を変えられた。
障害者トイレ。
扉は開き、中へ押された。
扉が閉まり、アイツと向かい合う。
手の力は腰に感じる。
顔が近づいて
唇が触れた…
突然で、久しぶりで
足の力がなくなり、座り込む。
アイツものぞき込むように腰を落とす。
また軽く触れる。
また…また…
ぐっと強くなり
舌に違和感がある。
アイツを見れない。
あたしの顔はどんな顔?
歪んでる?
微笑んでる?
いや
無表情。
ただ、目が潤む。
なんで?
悲しい?嬉しい?辛い?
手が胸の辺りにいく。
ここで終わり。
この先はタブー。
ホントはずっと前からタブーだったんだ。
キスをする前から。
肩をつかまれる前から。
1年前の7月から。
寄りかかっているアイツの体重を押しのけ
立ち上がる。
まだ掴まれたままの手。
下に引き寄せられる。
負けてはいけない…
やっと初めて自分の力をだし、振りほどく。
扉を開け、飛び出した。
アイツは扉の向こう。
前なら自分では開かなかった扉。
でも、もうダメだ。
あたしにもそばにいてくれる存在ができたのだから。
触れた唇が痺れる。
触れた全てがジンジンする。
触れられない
アイツとあたし。
あたしが学校のトイレに行ったら、アイツにばったり会った。
あたしはばったりだったが、向こうはどうなのかは知らない。
女子トイレに行こうとしたら清掃中。
戻ろうと思って後ろを振り返った。
その瞬間
後ろから肩をつかまれた。
アイツがあたしの肩に触れている。
そのまま手の力が強まり、方向を変えられた。
障害者トイレ。
扉は開き、中へ押された。
扉が閉まり、アイツと向かい合う。
手の力は腰に感じる。
顔が近づいて
唇が触れた…
突然で、久しぶりで
足の力がなくなり、座り込む。
アイツものぞき込むように腰を落とす。
また軽く触れる。
また…また…
ぐっと強くなり
舌に違和感がある。
アイツを見れない。
あたしの顔はどんな顔?
歪んでる?
微笑んでる?
いや
無表情。
ただ、目が潤む。
なんで?
悲しい?嬉しい?辛い?
手が胸の辺りにいく。
ここで終わり。
この先はタブー。
ホントはずっと前からタブーだったんだ。
キスをする前から。
肩をつかまれる前から。
1年前の7月から。
寄りかかっているアイツの体重を押しのけ
立ち上がる。
まだ掴まれたままの手。
下に引き寄せられる。
負けてはいけない…
やっと初めて自分の力をだし、振りほどく。
扉を開け、飛び出した。
アイツは扉の向こう。
前なら自分では開かなかった扉。
でも、もうダメだ。
あたしにもそばにいてくれる存在ができたのだから。
触れた唇が痺れる。
触れた全てがジンジンする。
触れられない
アイツとあたし。