妊娠検査薬って生理予定日から使えるの?
毎月、規則正しく生理が来ている人は、予定日になっても生理が来ないと「もしかして…」と思ってしまいますよね。妊娠を待ち望んでいる人も、まだちょっと妊娠はしたくないと思っている人も、期待や不安を早く何とかしたくて、「結果が知りたい!」と焦る気持ち、よくわかります。
最近は、自分でこっそり妊娠を検査できる「妊娠検査薬」が、ドラッグストアなどで手軽に手に入るため、使ったことのある人も多いことでしょう。でも、この妊娠検査薬、早く結果が知りたいからと言って、生理予定日当日に使ってもいいのでしょうか?
今回は、妊娠検査薬のしくみや、使うタイミング、反応の変化について、詳しくご紹介したいと思います。
妊娠検査薬はいつから反応するの?
ドラッグストアで手軽に購入できる、一般的な妊娠検査薬はいつから反応するものなのでしょうか?
基本的には生理予定日の7日後から判定可能
妊娠するということは、卵子が受精して子宮内膜に着床したということですが、このとき、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが分泌されます。このホルモンは尿にも出てくるため、妊娠検査薬にはhCGに反応する試薬が用いられています。
このhCGの分泌量は個人差がありますが、生理予定日の7日後以降であれば、誰でも試薬が反応する十分な量が分泌されていると考えられるため、妊娠検査薬は「生理予定日の7日後から判定できる」とされているのです。
フライング検査で反応することもある?
使用可能とされる時期より前に妊娠検査薬を使うことを「フライング検査」と言います。早く結果を知りたくて、待ちきれなくて使ってしまったという声はよく聞きます。hCGは着床後から徐々に分泌され始めるため、生理予定日後であれば、少なからず分泌されていると思われます。
したがって、生理予定日の2日後や3日後、4日後でも、妊娠検査薬が反応することはあり得ます。ただし、先ほども言いましたように、hCGの分泌量は人それぞれです。尿中のhCGの量が少なければ、陽性を示す線の色が薄くて確信が持てない場合もあり、いずれにせよ、7日後くらいに再度検査をすることになってしまいます。
とは言え、はやる気持ちを抑えるのはつらいもの。妊娠検査薬はまとめ買いすれば、1本あたり100円台で買えるものもありますので、毎日チェックして線の色が濃くなるのを楽しみにする、というのもいいかもしれませんね。
性交渉から数えるとどのくらい?
生理周期を28日と考えた場合、大まかに言うと、前回の生理が始まってから約2週間後に排卵があり、妊娠しなければ、その2週間後に次の生理がくる、という周期になります。つまり、最後の性交渉を行ったときに受精したとすれば、その2週間後が生理予定日であり、さらに1週間後に判定可能となるため、性交渉から3週間経ってから検査すれば、反応すると言えます。
使うタイミングは朝・昼・晩いつがいいの?
妊娠検査薬は、基本的に1日のうち、どの時間帯でも使うことができます。ですが、尿中のhCGの濃度が一番高いとされる朝一番の尿で検査するのが、一番いいようです。
生理予定日から使える妊娠検査薬がある!?
生理予定日から1週間待たないと、妊娠したかどうかがわからないなんて…そう思う人も、たくさんいると思います。そんなときは、生理予定日から検査することができる、早期妊娠検査薬を使ってみるといいかもしれません。
早期妊娠検査薬とは?
早期妊娠検査薬とは、通常の検査薬が50mIU/mL以上のhCGの濃度に反応するのに対して、25mIU/mLという半分の量で反応できるものです。そのため、生理予定日当日でも判定が可能です。中には、生理予定日の4日前にフライング検査をして、うっすらと反応が出た、という声もあります。
ただし、前にも書いたように、hCGの分泌量は個人差があります。早期妊娠検査薬で陰性という結果が出ても、その後、なかなか生理が来ない場合は、再度、通常の妊娠検査薬で検査してみるか、産科を受診することをおすすめします。
チェックワンファスト
早期妊娠検査薬として有名なのが、株式会社アラクスが製造販売している「チェックワンファスト」です。値段は、2本入りで1500円くらいのようです。
どこに売ってるの?
このチェックワンファスト、以前はドラッグストアや薬局で普通に購入できたのですが、薬事法の改正にともなって「医療用医薬品」となってしまいました。薬局や処方箋を扱うドラッグストアで購入することができますが、処方箋を持参する、あるいは名前や住所などを記載して購入する必要があります。
判定が陰性から陽性に変わるのはどんな時?
妊娠検査薬での結果が陰性だったとしても、次に検査すると陽性に変わっていることがあります。この場合、次のような理由が考えられます。
排卵日の思い違い
基礎体温を付けていない場合は、生理周期からおおよその排卵日を推測するしかないですよね。ですが、排卵日は体調やストレスなどによってずれることがあります。そのため、排卵日から約2週間後を生理予定日と考えていても、排卵日そのものがずれていれば、生理予定日もずれていることになり、たとえ生理予定日から1週間後に検査したつもりでも、実はフライング検査だった、ということもあり得ます。
また、基礎体温を付けていて、低温期から高温期になったからこの日に排卵があった、と思っても、実はそれが体調を崩して微熱が出ていただけ…という可能性もゼロではありません。この場合も、排卵日を思い違えてしまい、結果的に早めに検査をしてしまって、陰性となってしまった、ということがあり得ます。
いずれの場合も、次に検査をすれば、陽性となる可能性があるわけです。
フライング検査
人によってはフライング検査をしても、うっすらと反応が出ることはあります。でも、これはあくまでその人の場合は出た、というだけのこと。
何度も言うように、妊娠検査薬が反応を示すhCGの分泌量には個人差があります。通常の検査薬を使用する場合は生理予定日の1週間後、早期妊娠検査薬を使用する場合は生理予定日当日を待たずに検査した場合は、陰性が出ても不思議ではないわけです。
尿中のhCGの濃度が低い
水分をたくさん摂った後の尿だと、尿中のhCGの濃度は低くなる可能性があります。そのため、たとえば夜に検査した場合に陰性でも、翌朝検査すると陽性に変わる可能性もあります。
ホルモン濃度が高すぎる
妊娠が進むなどして、尿中のhCG濃度が高くなりすぎると、陰性となる場合があるようです。
早く知ることで適切な行動を
女性にとって、妊娠は、人生や命をかけた一大イベントです。女性のライフスタイルが多様化した現代では、妊娠を選ぶか選ばないかの選択権は、かなりの確率で女性が握ることができてきました。とは言え仕事や年齢などさまざまな要因・環境で、妊娠を待ち望むのか、避けたいのかは、一人ひとり大きく違ってくるのが実情です。
そんなとき、いち早く妊娠かどうかを知ることができるということは、忙しい日常を送る女性にとって、精神的にもとてもメリットがありますよね。今回の記事を参考に、あなたの人生に最適な行動を素早く取れることができれば、と思います。
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