サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)/辻 仁成
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サヨナライツカ。。

結婚を控えた青年 豊は 赴任先のバンコクで 
謎の美女 沓子と出会う。。

2人に訪れた遅すぎた運命の出逢い・・・切ない愛の契り・・・
苦悩の中で 2人が選んだ決断・・・ 人生をかけた愛・・・

深く相手を愛しているのに <愛している>とは 言えない2人・・・

一度 離れてしまった2人が 25年後に 偶然 再会。。
再び心が揺れる・・・

途中 沓子から 豊へ出した手紙が出てきますが
切なすぎて 切なすぎて・・・ 号泣でした・・・

倫理的には いけない恋愛なのかもしれませんが
こんなにも 愛に一途に生きられるものなのか?
大人の恋愛小説です。。
小説の後半からは ずっと 泣きっぱなしでした。。

過去に 忘れられない恋愛をした人。。
今 悩んでいる人に お勧めしたい本です。


『 人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと、
  愛したことを思い出すヒトにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す 』


<サヨナライツカ> 映画化されましたね。。
観に行こうか? 悩むところですが 結構 官能的なシーンも多く
主人公 豊は 小説では 心動きも 読み取れたけれど
映画では 嫌なヤツと思ってしまいそうで・・・
観ない方が良いのかなぁ~~と思う私です。。