Bread&Butter 1-2 芦原妃名子 | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

Bread&Butter

 1-2 

芦原妃名子

 

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芦原妃名子さん

「Bread&Butter」を読みました^ ^

 

1巻の序盤で出会って2度目の男性に

「私と結婚しませんか?」

とプロポーズしちゃった柚季ちゃんと

 

「いいですよ」

 

と応えちゃう男性との

波乱の幕開けにドキドキ♡

 

 

二週間後には柚季ちゃんの家に伺って

ご両親に「原洋一と申します」とご挨拶

 

妹の真子ちゃんは原さんのことを

「姉ちゃんが12年間クソマジメに働いて」

「けっこう貯めた貯金が目当てだ!」

と疑っています

 

    
  • 深田柚季 元小学校教師 34歳
  • 原洋一 文具店&パン屋店主 39歳
  • 真子 柚季ちゃんの妹 30歳

 

確かに売ってるパンもそんなに高くない…

柚季ちゃんが最初に買ったコッペパンは100円

コッペパンに挟んだバターは20円

 

他のパンもとってもリーズナブル

その割に粉や原材料は妥協していない

調理器具も最新式のもの^^;

 

「借金あるよ」

の真子ちゃんの言葉に動揺する柚季ちゃん

 

しかも原さんは

「一人で回せる量しか作ってないし

別に手伝わなくてもいいよ」

と言ってくれます

 

「何にも手伝わないでいると…

私さすがに罪悪感が」

 

「せめて店番はいた方がいいでしょう?」

と原文具店で働くようになった柚季ちゃん

 

ある日、原さんに

「今度の休み、二人で遠出しない?」

と誘われる柚季ちゃん

 

「え…」

と答える柚季ちゃんに

「会わせたい人がいる」

と原さん

 

原さんは

「『森さん』っつって、

このルセット(レシピ)書いた人」

 

「『パン』と『この店』をオレにくれた人」

と柚季ちゃんに言います

 

電車を乗り継ぎ

洋一さんの大切な人に

会いに来た二人

 

森さんご夫婦が出迎えてくれます

(森さんの)おばちゃんは認知症

 

ー20年前の森文具店ー

 

「あんぱん」と「クリームパン」

どっちが好き?と聞かれ

 

「え…」

「あ…」

「あんぱん…?」

と答える洋一くん

 

「じゃあ、これおまけ」

とあんぱんを貰った洋一くん

 

お腹が減っていた洋一くん

店を出て早速あんぱんを頬張ると

「うま…っ」

「やっべ、何コレ」

と感動します

 

つらかったとき

森文具店に行って文房具を買い

 

おばちゃんに

「『クリームパン』と『ジャムパン』どっちが好き?」

と聞かれ

 

「どっちも。」と答えると

 

おばちゃんに

「あら、お腹空いてるの?」

と聞かれ

ちょうどお腹もぐ〜きゅるると鳴ります

 

おばちゃんは

「こっちいらっしゃい」

と店の奥に誘ってくれます

 

そこは本格的なパン屋の厨房

 

驚く洋一くんにパンと素敵なカップで

お茶を出してくれるおばちゃん

 

「ここは私のお城なの」

と洋一くんに話すおばちゃん

 

 

彼女を連れて行った洋一くん

 

パン屋の厨房でパンとお茶を出してもらって

3人でおしゃべり

 

おばちゃんは

「あなた達2人の間には、

将来どんな赤ちゃんが誕生するのかしら…♡」と言います

 

「何の話だよ!」

と言う洋一くんに

 

「子供が欲しくて欲しくて」

「でも、ついぞ授かる事はなかったけれど」

「私はあなた達が自分の子供の様にかわいいし」

「親は孫の誕生をいつも心待ちにしてしまう生き物よ」

と話すおばちゃん

 

ある日いつものように

「『あんぱん』と『ジャムパン』どっちが好き?」」

とおばちゃんに言われて

 

「あんぱーーーん」

と答える洋一くん

 

あんぱんを食べてみると

あんこが入っていません

 

入れ忘れたのかなと思い

「おばちゃ…」

と声をかけようとすると

 

おじちゃんが

「洋一くん」

と声をかけてきました

 

おじちゃんから

「昔よく旅したアレの気に入りの土地にね」

「いい物件を見つけたんだ」

「近くに介護サービスセンターもあるし」

「この店売れば何とか…」

とおじちゃんから聞き

 

洋一くんは

「おっちゃん」

「この店オレにちゃうだい」

とおじちゃんに言います

 

”ここは私のお城なの”とおばちゃんの声

 

「あの店が無くなるのは嫌だったんだ」

「オレが」

と電車の中で柚季ちゃんに話していた洋一くん

 

「初めまして」

「私」

と自己紹介しようとする柚季ちゃんに

 

おばちゃんは

「純ちゃん(元カノ)♡」始め

いろいろな女の人の名前で呼んで

洋一くんを慌てさせます

 

「純ちゃん」

「久しぶりに一緒にパンを焼きましょう」

と言われおばちゃんと一緒にパンを作る柚季ちゃん

 

「ナゼかパンの焼き方だけは忘れないんだよねー」

とおじちゃん

 

パンが焼き上がり

夕ご飯を4人で食べて

お風呂から出てきた柚季ちゃんが

チェス盤の前に座っている洋一さんに声をかけます

 

どうしておじちゃんのところにチェス盤があるのか

洋一くんがどういう家庭環境だったのか

柚季ちゃんに話してくれました

 

柚季ちゃんは自分のことを話してくれた洋一くんのことを

 

私は”今”のこの人が好きだ

 

と思います

 

洋一くんに

「連れてきてくれてありがとね」

「2人は洋一さんの”家族”だね」

「『家族』を紹介しようと連れてきてくれたんでしょう?」

と言う柚季ちゃん

 

通常営業に戻った原文具店

 

常連さんにおばちゃんの話しをすると

「ああ、なつかしい」

「”森のおばちゃん”ね」

「私よく『ジャムぱん』もらったわ〜〜」

 

「でも良かったわ」

「原さんが後継いでくれたから」

 

「でもすごいわよねぇ…原さん」

と常連さん

 

「え?」と柚季ちゃん

 

常連さんはこそっと

「この店と土地」

「現金一括で買い取ったんでしょう?」

と柚季ちゃんに囁きます

 

「まさか」

「いくら古い店でも都内の商業地」

「一括とか無理無理」

と考える柚季ちゃん

 

そのとき電話が鳴ります

 

電話に出た柚季ちゃんに電話の向こうから

「柚季ちゃん?」

「今度はいつ来るの?」

と森のおばちゃんの声

 

「え…っ」

「森のおばちゃん⁉︎」

と驚く柚季ちゃん

 

「んも〜〜っ」

「待ちくたびれちゃったわよう!」

とおばちゃん

 

「なっ…名前覚えてくれている…っ‼︎」

と感激する柚季ちゃん^ ^

 

電話はおばちゃんからおじちゃんに代わります

 

おじちゃんに

「洋一くんいる?」

と聞かれます

 

「あ 今、店に出てて…」

と答える柚季ちゃんに

 

「あーじゃあ伝言ね」とおじちゃん

 

おじちゃんは

「このあいだ、おばちゃんにけっこうな額のこづかいをこっそり渡してたみたいで

文房具屋さんを高価一括買い取りしてくれただけでうちはもうじゅう分だから

お金は自分のために使いなさい」

「そう伝えてね」

と柚季ちゃんに言付けます

 

「一括…」

 

柚季ちゃんの目が…黒目が無くてコワイ^^;

 

おじちゃんは

「あ あと、そうだ!」

「サインが欲しいんだよねー」

「ばーさんが近所の子に洋一くんの事

 雑に自慢したっぽくて」

「悪いけど一枚描いといてくれない?」

と柚季ちゃんに頼みます

 

「サインって…」

「誰の?」

と言う柚季ちゃんに

 

「洋一くんに決まっとるでしょ」とおじさん

 

「なんで?」とおじさんに言う柚季ちゃん

 

「『なんで』って…」

「柚季ちゃん 

もしかして、洋一くんから何も聞かされてない?」

とおじちゃんに言われる柚季ちゃん

 

おじちゃんに

「寝室の押入れの段ボールに諸々しまい込んでるよ」

と教えてもらい

 

ダダダダと押入れに行って段ボールを引っ張り出そうとして中身をぶちまけてしまう柚季ちゃん

 

「3年前に辞めちゃったんだけどね」

「笑っちゃうくらい売れっ子だったんだよ」

 

ぶちまけた中からは漫画とインクや筆ペン、定規などの漫画の道具

 

「ホレ ちょうど今、アニメの再放送もやってるよ」

 

それは柚季ちゃんでもよく知っている漫画

 

漫画の本を抱え

お店にいる洋一くんのところに駆け込む

柚季ちゃん

 

「洋一さん…‼︎」

「あなた…っ」

「私にかくしてる事があるでしょう…⁉︎」

と柚季ちゃん

 

ニヤッとしながら「うん」と答える洋一くん

 

なに、なに〜〜気になり過ぎる♡

 

今回も

メロンパン

サンドウィッチ

カンパーニュ

3色パン

出てくるパンがみんな美味しそうでした♪

 

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)