西園寺さんは家事をしない -4-① ひうらさとる  | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

西園寺さんは家事をしない

-4-①

ひうらさとる

 

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ひうらさとるさん

「西園寺さんは家事をしない」4巻を読みました^ ^

 

 

3巻終わりにカズト横井さんと

正式にお付き合いすることになった

西園寺さん♡

 

    
  • 西園寺一妃(38歳)家事アプリ企業勤務
  • 楠見俊直(29歳)同僚エンジニア
  • ルカちゃん(4歳)楠見くんの娘
  • カズト横井 お料理Youtuber

 

楠見くん親子との”偽”家族生活を守るため

彼氏を作るという訳わからん状態になっている西園寺さん^^;

 

横井さんもとってもいい人で

楠見くん親子が西園寺さんちに住むことも

歓迎してくれるという夢のような環境

 

そんなとき西園寺さんの会社の社長が

サンフランシスコで行われる授賞式に

出席しようと空港に行ったのですが

持病のぎっくり腰になってしまい

社長の代わりに西園寺さんに行ってほしいと

依頼が…

 

西園寺さんはオンラインで対応できないか

担当者に確認しますがコ◯ナ禍以降

現地開催が久しぶりなので行った方が良いし

そもそも西園寺さんの企画がほとんどなのでと言われます

 

ルカちゃんのお迎えなど大丈夫か

楠見くんにこっそり確認すると

今は繁忙期じゃないのでとの返事

 

横井さんにもサンフランシスコに出張に行ってくると報告「僕もついていきましょう」と

「通訳もいないし」と不安に思っている西園寺さんを心配する横井さんに

 

楠見くんがルカちゃんを一人で見ることになるので

ルカちゃんのサポートを横井さんにお願いする西園寺さん

 

そしてそれを「もちろんです」と

引き受けてくれる横井さん

 

どこまでもいい人^ ^

 

安心して出張に出かけた西園寺さんは機上の人に…

 

そんなとき会社のアプリの大々的なアップデートがトラブルに見舞われます

 

楠見くんがその陣頭指揮を取ることになりますが修正にはザッと見積もって10時間かかる

 

このことで徹夜になると心配してくれる

西園寺さんの後輩の武田ちゃん

 

ルカちゃんを保育園に迎えに行って

楠見くんの家でルカちゃんを見てましょうかと言われますが

 

楠見くんの家=西園寺さんの家なので

それはムリ^^;

(会社の人たちには同居していることはナイショ)

 

延長保育はお願いしましたが

今から一晩シッターさんを頼んで

ルカちゃんが馴染めるのか心配するとともに

西園寺さんにどれだけ支えられていたのか

気がつく楠見くん

 

そこに横井さんが現れます

 

隣の会社で打ち合わせがあったと言って

顔を見せてくれた横井さん

 

楠見くんの会社が大変そうだということを知ってルカちゃんを迎えに行きましょうかと名乗りを上げてくれました

 

西園寺さんに頼まれたことも楠見くんに耳打ちします

 

横井さんはルカちゃんを迎えに行って

横井さん家にルカちゃんを連れていくことを提案

 

「とはいえこんなおっさんと二人で一緒は不安でしょうから武田さんや手が空いている方は来てくださいませんか?」

と社員の人たちに声を掛けます

 

頭良い〜♡

 

「編集中のマネージャーはいますが

試作のお料理はたくさんあるので」

と嬉しい提案をしてくれる横井さんに

「わー楽しそう!」

「行きます 行きます」

と社員の人たちもすっかりその気に^ ^

 

楠見くんは

「でもそんな、みなさんまで巻き込んで…」

と恐縮しますが

 

武田ちゃんが

「今から帰って一人でご飯作って食べるより

楽で楽しっす」

 

「ルカちゃんは任せて

楠見くんはお仕事に集中してください」

と言ってくれて横井さんや武田ちゃんに深々と頭を下げる楠見くん

 

めちゃめちゃ良い会社

そしていい同僚^ ^

 

その言葉のおかげで仕事に集中できて

アプリも無事に不具合を修正

 

サンフランシスコに着いた

西園寺さんからも連絡が入ります

 

機内Wi-Fiがなかなか繋がらなかったけど

会社が大変だったことは知っていた西園寺さん

「ていうかみんな一緒にいる?」

「どこ?」と聞くとルカちゃんが

 

「卵焼きしゃんのお部屋だよ」

とビデオ通話でピースしているルカちゃん

お風呂上がりなのか

髪の毛をタオルで拭いている楠見くん

横井さん武田ちゃんも映ってる^ ^

 

 

それを見て

「えええええーーー!」

と驚く西園寺さんでした

 

 

西園寺さんは西園寺さんで

サンフランシスコの会場で

アプリについてたくさんの人に質問されまくり

 

みなさん外国語で話しかけてくるので

対応に苦慮していました

 

翻訳機でなんとかなると言われていましたが凌げるはずもなく焦っていたところに謎の美女が助け舟を出してくれました

 

テキパキと質問を受け付け対応してくれた美女にお礼を言う西園寺さん

 

謎の美女は橘エリサさん

アメリカで企業コンサルの会社の代表をしているそう

 

エリサさんは西園寺さんのことを知っていました

 

楠見くんの学生時代の友人だと

西園寺さんに自己紹介するエリサさん

 

正確には楠見くんの奥さんの瑠衣さんの友人で楠見くんが転職した企業がどんなところなんだろうとホームページを見て西園寺さんの記事も読んでいたエリサさん

 

「どんな方なのか気になっていたんです」

「お会いできて嬉しいです」

というエリサさんは西園寺さんに

 

「明日もしフリーならご案内します」

と言ってくれました

 

お言葉に甘えてサンフランシスコの

観光名所に連れて行ってもらう西園寺さん


やたら華やかなエリサさんと

学生時代はメガネをかけてボサボサ髪

格好にもとんちゃくなかった楠見くんや

楠見くんから聞いていた瑠衣さんのイメージとの共通点が見つからない西園寺さんは

エリサさんに楠見夫妻とどうして友人になったのか尋ねてみます

 

「私も学生の頃はもっと普通だったんですよー」

「あの二人はなんだかすごく独特の世界があって学部も違うけど気になる存在だったの」

とエリサさん

 

ある日瑠衣さんをランチに誘い一緒にランチを食べて瑠衣さんの可愛さに気がついたエリサさん

 

まだ楠見くんと正式に付き合っていなかった瑠衣さんを応援しながらずっと二人を見守ってきました

 

めでたく二人は結婚しルカちゃんも生まれ

絵に描いたような幸せな一家だったんですというエリサさん

 

「もしかして楠見くんのスーツの組み合わせ教えたのってほんとはエリサさんですか?」

と尋ねる西園寺さん

 

「ああ!」

「最初はね」と答えるエリサさん

 

「もしかして今もスーツなの?彼」

と西園寺さんに尋ねるエリカさん

 

「ですです」

「IT系の人には珍しいから、ほら」

と西園寺さんはスマホに保存してある楠見くんの写真をエリサさんに見せます

 

その写真を愛おしそうに見るエリサさん

 

これはもしかして…

 

そのとき西園寺さんのスマホに電話がかかってきます

 

電話に出るとビデオ通話

「もっしもーし」

「西園寺しゃん」

「ルカだよー!」

とルカちゃんからの電話

 

ビクッとする西園寺さんと

「え?」となるエリサさん

 

「えええーーー!」

「ルカってもしかして?」

と西園寺さんの周囲を落ち着きなく動きまわって西園寺さんのスマホを見ようとするエリサさん

 

「ええっとあの」と言い淀む西園寺さん

 

「え?」

「どした?」

と楠見くん

 

ルカちゃんが

「あのねー」

「パパがねー」

「脚立どこってー」

とビデオ通話を見て

 

「やっぱり!」

「楠見くん!」とエリサさん

 

でもどうして西園寺さんの電話に

ルカちゃんからかかってくるのか

不思議に思うエリサさんに

 

西園寺さんは楠見さん親子と一緒にいる

横井さんのことを

「私の彼氏は横井さんです!」

「ルカちゃんが横井さんになついていて

楠見くんが忙しいときには横井さんが遊んでくれているんです」と必死に説明

 

エリサさんは半信半疑でしたが

楠見くんがエリサさんに

「エリサさん」

「あんなにお世話になったのにろくに挨拶もせずにごめんなさい」

「僕らみなさんのおかげでこちらで元気に過ごしています」と挨拶

 

エリサさんは目に涙を浮かべています

 

「よかった」

「顔が見れて」と涙するエリサさん

 

出張から日本に帰ってきた西園寺さん

 

西園寺さんの家で横井さんと楠見くん

ルカちゃんがご飯を作って待っていてくれる

 

世間的にはあり得ない形態かもしれないけれど

西園寺さんには紛れもなくホッとする場所

 

「楠見くんたちにもそうだったらいい」

と思う西園寺さんでした

 

会社に出社すると社長が

「西園寺さん帰ってきたばっかりのところ悪いけど紹介するよ」

「来月からコンサルで入ってもらうSJ社のCEO」

 

「橘エリサです」

と目の前にエリサさんが!

 

「また会えたわね」

「よろしく」

と西園寺さんに挨拶するエリサさん

 

「ええええええーーー!」

と驚く西園寺さんでした^ ^

 

次から次へとおもしろすぎる♡

 

まだ4巻途中までのお話しデス

続きは次回に

 

本日はこのブログにお越しいただきありがとうございます(^_^)