一流選手の親はどこが違うのか 杉山芙沙子 | 本に恋して❤
- 一流選手の親はどこが違うのか [ 杉山芙沙子 ]
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杉山芙沙子さんは
プロテニスプレーヤーだった
杉山愛さんのお母さん
以前、雑誌でインタビューされていた記事を読んで
「本になっているものがあれば
読んでみたいな」
と思っていました
探してみたら
まさに
読んでみたかった
内容の本があったので
図書館でお借りしました
この本では
母親であり
2000年からはコーチとして
杉山愛さんを見続けた
杉山芙沙子さんが
どのようにして
杉山愛さんに
17年間現役を続けさせることができ
2003年には念願だった
トップ10入りを果たすことが
できたのか詳しく書かれています
そして
他のトップアスリートのご両親にも
お話しを聞いて
杉山愛さんとの
共通点を教えて下さっています
目次は
はじめに
第1章 早熟のアスリートは、なぜ燃え尽きてしまうのか
コーチを信頼できなくなったジュニア選手
問題はコミュニケーション力の欠如
同志としての目線を持つ
オーバートレーニングは逆効果
アメリカでの指導のあり方
子供が第一
大事なのは、勝つことではなく楽しむこと
ファンは応援するのみ。コーチはコーチに任せる
怒りにまかせてどならない
ボランティアのレフェリーを尊重する
ののしらない
スポーツの現場では禁煙を徹底する
帰りにゴミを残さない
大人は子供のよい見本となる
第2章 杉山愛は、なぜ17年間も現役を続けられたのか
テニスの快挙が果たされた日に誕生
生活のリズムを整える
「待つ」と決めてしまう
細かいことは気にしない
子供の好奇心には素直に応える
習い事は本人の意思を尊重する
スポーツ選手に向いているのは「負けず嫌い」
最初から「プロ」を意識しない
「テニス漬け」の生活でいいのか?
勝った対戦相手に「おめでとう」
プロとは何か
「誰かのために」があってこそ頑張れる
「チーム」でポテンシャルを出し切る
24歳の遅すぎる反抗期
スランプを真正面から見据える
「何をすれば良いか」が見えた
初心に返ることで救われる
コーチとして未熟だった私
一流選手、必ずしも一流コーチならず
錦織圭選手のリハビリ時にコーチ
練習や試合の方法を常に考える
初心に戻りつつ、肉体は改造
時には自分で考えさせる
シングルス、ダブルスで同時優勝
「相手に勝つ」よりも「自分のパフォーマンスを上げる」
ギネス記録を樹立
第3章 錦織圭、石川遼、宮里藍の育て方に見える共通点
負けたときこそ問われる対応力
父親もテニスに親しんでいた錦織圭
最初から「大きい器」を用意する
「家族の絆」としてのスポーツ
「負けず嫌い」が力を生む
メンタルが圧倒的に強い石川遼
特筆すべきコミュニケーション力
人への思いやりをしつけられる
「専門バカ」にならない
「飛び抜けて才能があるとは思わない」
子供とのコミュニケーションを親も楽しむ
ゴルフが家族のコミュニケーション手段だった宮里藍
幼少期はゴルフ中心の生活をせず
友達と一緒によく遊ぶ
1日の練習は2時間程度
「うちの子供には才能があるの?」
多種多様な競技に親しむ
教育方針の共通項目
成功は「偶然の出来事」なのか?
親たちも勉強を続けていた
「楽しみながら成長する子供」に親も付き合う
好調な時こそ謙虚に
親も楽しそうに過ごす
第4章 人間力は、スポーツで伸びる
「スポ根」から「才能」へ
それでも残る「スポ根」の土壌
クーベルタンの哲学に立ち返れ
「人間力」とは何か
継続することで生まれる自信
コミュニケーションで培われる論理的能力
自己選択能力と自己決定能力
意思を伝えるための自己表現能力
日常生活の中で鍛えられる状況判断能力
個人スポーツでも高められる協調性
目標設定と達成感
コミュニケーション力とリーダー力
親子で苦楽を共有する喜び
一流のコーチは「選手の可能性」を最大限に引き出す人
コーチも選手に育てらる
子供は親とは違う生き物である
境遇が同じ姉妹でも好き嫌いは別
「家族哲学」を持つことの楽しさ
テニス・アカデミーで目指すこと
トップアスリートよりも人間力の高い選手を育てる
”自分探し&自分磨き”を続ける杉山愛
三つの目標
おわりに 「たかがスポーツ、されどスポーツ」
です
読んでいて
トップアスリートの母親でありコーチでもあった
杉山負芙沙子さんでなければ
分からないことが
書かれていて
とても興味深く読ませていただきました
私が一番心に残ったのは
「子供は社会からの預かりものである」
ということばです
いつからそういう考えだったのかは
解らないと杉山さんは書かれてみえます
「ここにもそう考える方がみえるのだ」
と思いました
私が初めて
「子供は社会からの預かりものです」
と聞いたのは
プロサッカー選手の本田圭佑さんでした
自身のお子さんのことを
このように言っておられましたのを
お聞きし
「お若いのに、そこまで考えてみえるのか」
と、とても感動したことを覚えています
杉山扶沙子さんは
子供は私達の家庭にやってきて
いずれは巣立っていくものなので、
それまでは自分達の流儀で育てて社会へ帰そう、
と思っていました。
そう思って接していくと、
幾分客観的に子供をみるようになります。
と語ってみえるように
一歩ひいてみることによって
見えてくるものがあるのかもしれない
と思いました
今年もブログを続けることができたのは
読んでくださる皆さんがいて下さったからです
ありがとうございます
来年も楽しんで続けていきたいと思います(*^▽^*)
よい年をお過ごしください
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