となりの韓国人 黒田福美 | 本に恋して❤

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自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

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黒田福美さんは


お隣りの国である


韓国がまだまだ


遠い国だという意識があった


1980年代に


韓国のバレーボール選手の


ファンになったことで


韓国語を勉強されて


韓国留学までされた


強者です






この本をいつ買ったのか


忘れてしまったのですが


韓国に旅行したあとに




「韓国のことが知りたい」



と思って買ったと記憶しています





一度読んで


しまい込んでいましたが


今回


また読み直してみました





2006年に文庫化された本です


今から10年前・・・・





10年あっと言う間だと思って


いましたが


この本を読んでいると


やはりいろいろなことが


変わっているんだな


と感じます







そのころの日本には


まだ見かけなかった


けれど


韓国にはすでにあった


サービス





交通カード
(名古屋ではマナカですね)


映画館のチケットを
インターネットで予約
(日本でも今では普通に
予約できますね)




携帯電話の充電が
コンビニでできる
(日本でも少し前に
コンビニにあったような・・・)





いまでは普通に


あるものでも


10年前にはなかったサービス


に驚きます






10年前の

韓国にあって

日本にいまだにないもの



オンドル

公衆電話

配達文化





オンドルは

床を温めるシステムのことで

この本には



「床下を温水パイプが
通っていてその水温を
調節することで部屋全体を
暖める」



とあります


限られた部屋だけを

暖めるわけではないので

台所もトイレも暖かいそうで

いまの日本にも


「あったらいいな」


と思うシステムです






公衆電話は


そもそも公衆電話を


見かけなくなりましたが


「韓国の公衆電話には
『再発信』というボタンが
ついていて、通話して余った
分の料金はストックされ、
再発信ボタンを押して
リセットすることで残高があるかぎり
何度でも電話が掛けられるように
なっている。

だから自分が料金を
使い切らなかったときは、
次に電話を掛ける
見知らぬ誰かのために、
受話器をはずしたまま
(フックに掛けてしまうと
残高も無効になる)にして
置いておくことがある」



と書かれています




これを読んで


「お~っ!
スゴく合理的」




と感心しました



と同時に


韓国ドラマを見ていて


お金を持たずに出てきた


人が公衆電話で


電話を掛けているのを見て





「お金持っていないはずなのに

どうして電話を掛けられるんだろう?」





とツッコんでいましたが


こういうことなんですね
ヘ(゚∀゚*)ノ ナットク





配達文化は黒田福美さんも


絶賛されていますが







私も経験して


めちゃくちゃ感動しました





最初に韓国に行ったとき


メガネ屋さんに行って


サングラスを作りました





メガネの枠と

グラスを選ぶだけの

簡単なものです





サングラスだから


すぐに渡してもらえるだろうと


思って出来上がりを待つつもりでした






一緒に行った友人は


視力を測ってもらい


度が入ったサングラスを作ることに


しました





それでも


「すぐにできるだろう」


と思っていました




そうしたら


お店のかたが


「できたらお持ちしますよ」


とおっしゃるのです





わたしたちは


(  ゚ ▽ ゚ ;) エッ




「すぐできるだろうから

待ちますよ」




「いや、お持ちしますから」





というやりとりを


しましたが




「そうまでおっしゃるなら

お願いします」



とお願いしました





日本でそんな経験をしたことが


なかったので


かなり警戒しましたが


その日の夜


ちゃんとホテルに


届けてくださいました






サングラスを待つ時間を

他の観光に充てることが

できるわけです







その時に


「韓国ってスゴイ」


と思いました





この本の中では


「チキン2ピース

お花1万₩(千円くらい)から

航空券などなど」




あらゆるものを配達してくれる


サービスを日本にも


導入して欲しいという


黒田福美さんの意見に


賛成です
(´∀`) ヘヘ








この本を


以前読んだ時と







韓国語を勉強しだしたり


ユチョンさんのことを


知ってから読むのでは


また違う捉え方になりました





以前はお隣りの国とはいえ


外国という気持ちでした





いまはお隣りの国であり


もっと知りたい国になりました