思い込みって言うのは凄いものがある。
私の人生も思い込みで殆ど過ごしてきた。
自分の認識している思い込みって、○○だと思ってた~。
なんていう、とてつもなく軽い思い込みのことを、思い込みって言うと信じてた。
でも、実際はそんなものじゃない!
とんでもなく、奥が深いのが思い込みである。
思い込みの種類は、軽~いノリのものから、
当たり前すぎて、思い込みのジャンルに入らないと思っているものも存在する。
それほど、この思い込みに人は支配されて生きている。
しばらく前、中学時代の友達から連絡があった。
その友達とはもう長い事会うこともなく、お互いが今どんな状況なのかも
全く解らないくらい連絡が途絶えていた。
その彼女と、当時の友達数名と、即席クラス会ならぬ会合をする事になって、
皆でカラオケに行った。
久しぶりに会う友達は皆あの時の面影を残したままで、どんな環境に今居ようが、
この部屋に皆で一緒に居るというだけで、私たち全員をタイムマシーンに乗せたかのように
あの頃へワープさせた。
近況なんて報告はいらない。
あの頃と同じノリを再現して時間を共有し、楽しむ。
そんな不思議な時間だった。
そこで、一人が私に向けて、こんな事を言った。
Faithってさ、昔、M君のこと好きでよく追っかけてたよね~。
その言葉を聴いて、急に私の中の感覚が変わったのを感じた。
そうだ、そういえば、中学三年の多感な時期を恋愛にかけていたよな~。
どんなだったっけ?
友達の話から当時の自分を振り返ってみる。
そして、びっくりする事に、あれだけ好きだと追っかけていた彼の誕生日も思い出せない・・・。
そして、気がついた。
私は彼に恋をしていたんじゃなくて、恋に憧れて、恋した自分に酔っていたんだ。と。
きっと誰でも良かったんだ。
恋をして居たかった。
連れない素振りの彼は私にはとっても好都合で、
自分の好きなようにいくらでも想像出来た。
本当に楽しかった。
相手のことなんて何も考えていなかったと気付いた。
周りの人からみて、私は恋する乙女で、それが楽しかった。
だけど、当時はそれにも気付かず、自分は恋愛していると思いこんでいた。
相手の反応に一喜一憂して、友達と盛り上がれるのが嬉しかった。
片思いじゃなきゃならなかったのだ。
本当は両思いになるのが怖かったんだな。と思った。
言い訳上手な人間で。
そして私は愛に飢えていた。
30年ほど経った今、昔を振り返って、アダルトチルドレンが自分の人生をどれだけ操っていたか
紐解く作業は感慨が深い。
それも、この思い込みはあらゆる所に隠れて、
私の人格を形成しそれに私は支配されていた・・・。
なんと、スケールの大きい・・・
今、昔を振り返ってはこの思い込みを外す地道な作業をしている。
これがとても楽しい。