随分久しぶりの更新になりました。

すみませんです。



実は、この前記事を書いた後に

オイラの受け持ちの患者さんがお亡くなりになりました。

卵巣癌でした。



癌による痛みがひどくていつもうめいてました。

腹水でお腹がパンパンになって、

上を向いて寝るのも呼吸が苦しくてできなくなって・・・・。

モルヒネなどで疼痛コントロールはしていたけど、十分ではなかったから。

結局、最後まで苦しんで。


医者は、無力だ。

本当に生き死にがかかっている病気は満足に治すことができない。

オイラたちが完全に治すことができるのは、

患者さんたちが日常の生活にちょっと差し支える筋腫とか、子宮脱とか。

もしかしたらそんなもんなのかもしれない。

それだって、本当に満足に治せているのか疑問だ。


オイラが医者になったのは

患者さんを苦しませてあの世にいかせるためだったのか。

本当は、治したい。

でも医者は神様ではないから、人を生かすことはできない。


しかしせめて

もっとあの患者さんにできることがあったんじゃないだろうか。



自分の患者さんが亡くなるたびに

そんなことを考えてしまう。


医者は、オイラは、本当に無力です・・・。





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