セロトニンなどのホルモンのバランスは 腸内細菌に任せるのが一番だ! | 本物の館 健康でわくわくした人生を目指して

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4月、5月、春のこの季節は、気候も良く、桜の開花などもあり、とてもすばらしい時です。しかし、この季節、意外と体調を崩しやすいのです。

 

その原因はいくつかあります。

 

・1日の寒暖差が大きい

私たちは、1日の寒暖差が7℃以上になると身体に負担がかかるそうです。この季節、気温は暑くも寒くもなくて良いのですが、朝晩の一日の温度の差があります。

・自律神経の大きな変化

私たちの身体は、冬の寒い季節には交感神経が優位に働き、夏の暑い季節には副交感神経が優位に働きます。この季節の変わり目にはその自律神経が大きく入れ替わります。その大きな変化のため身体は不安定になります。

・環境の変化

新しい人間関係、新しい住まいなど新しいこと始まる季節です。環境が大きく変わる時は、私たちの身体もそれに着いて行くため、大きなストレスがかかっています。

 

そのストレスは、自律神経に影響を与え、その自律神経がうまく働かないと、特に精神面などにダメージを与えます。特に、連休空けなど会社や学校に行けなくなるような人が多いようです。

 

軽いうつ病のような状態なのかもしれません。

うつとは、脳のエネルギーが欠乏し、脳というシステム全体にトラブルが生じてしまっていて、そのため普段なら乗り越えられる精神的なストレスも、より辛く感じられて悪循環が起こっている状態です。

原因はセロトニンの不足

うつ病の原因は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの不足であると言われています。

セロトニンの働きは大きく分けて二つあります

・自律神経をコントロールする

・人の精神活動をコントロールする

 

セロトニンはどのように作られる?

セロトニンは、動物の愛情に深く関係があるホルモンで、別名愛情ホルモンとも呼ばれています。

セロトニンの大半は腸でつくられますが脳にもあり、身体全体で見ると、腸に95%、脳にはたったの2%しかないようです。

セロトニンの材料は、必須アミノ酸のトリプトファンですから、それを多く含む大豆、赤身の魚、バナナ、アボガド、ケールなどの食品を摂ることが大切で、その上で、セロトニン合成に欠かせないビタミン類を生成する乳酸菌などの醗酵食品を摂らなければなりません。

 

ドーパミンとは?

ドーパミンも、人間の精神安定を決定づけるものです。愛情ホルモンとも呼ばれ、愛情の他にも、運動や学習、新しい事などへの興味も引き出す神経伝達物質です。

 

ところが、暴力事件の犯罪者は、ドーパミンの分泌が異常に高いと言われています。過剰になると幻覚や妄想などが現れ、逆に不足すると筋肉神経をコントロールできなくなる震顫(しんせん)や、頭が揺れるパーキンソン病の症状が現れます。

 

セロトニン・ドーパミンともに人間の精神安定を決定づける重要なホルモンです。しかし、摂れば良いとうことではなく、そのバランスが大切です。

 

金 鋒 博士(中国科学院教授)は次のように言っています。

 

“人間の非常に大事な神経伝達物質として、セロトニンとドーパミンのバランスの調節は、腸内菌に任せるのが一番安全だ”

 

私たちのこの自然界は、微生物の活動など、とうてい人間には及びもつかないようなバランスの上になりたっています。

食生活により腸内環境を整えることが大切です。セロトニンの合成に必要なビタミン類も乳酸菌は生成してくれます。

 

金鋒博士が開発したNS乳酸菌ラクトシアはおすすめです。ラクトシアで作る豆乳のヨーグルトは、簡単にできて、とても経済的です。