今回は読書歴とは関係なく、暴力は嫌いだということを書きたいだけです。こんな事はツィッタ-に載せればいいんでしょうが、僕はマメな人間ではないのであれは正直やっていく気になれません。

英国の大学で教鞭をとる友人からふとしたことで学生批判を聞かされました。
イギリスで大学授業料の大幅値上げが議会で可決され、学生デモが暴徒化して怪我人が出ています。
確かに学生側が言う“貧しい若者が大学に入るチャンスを奪う決定”だが、暴力で決定を覆そうというのは愚かで恥ずべき行為です。
英国の教育水準は世界的にも非常に高い。そんな国の大学に入学し、勉学に励んできた者なら暴徒化して破壊行為に走ってる間に頭を使うべきだ。中には経済や政治を学ぶ者もいるはず。ならばどれだけイギリス経済が危機的状況にあるか分かるだろうに…。
授業料が値上がりするなら、基金を設立し新しい奨学金制度を充実させる。卒業生からの資金援助団体を独自に持つ。対応策はいくらでも考えられる。要は実際に行動・実践するかどうかだ。
いつまでも国がどうにかしてくれると甘えてアグラをかいているのは止めなさい、と言いたい。

僕も学生時代は仕送りのない超貧乏学生だったから大変さは理解出来る。授業料は卒業までに日本のちょっとした一戸建てが軽く建てられる金額が掛かったから地獄だった。

大学院のとき英国の有名大学に行って驚いた。学食は24時間開いていて無料。学生でなくても誰でも利用出来て、図書館も同じく。とてつもなく広い敷地に川が流れていて学生が川遊びをしている。寮は無料で、学費も年間40万円で済む。これは至れり尽くせりだ、と関心したが同時に恐ろしく国の負担を懸念した。
景気の良いうちならまだしも悪化を続ける現在は存続を危ぶむべきだ。少なくとも『伝統と威厳』を優先するなら。

政府の方針を批判して暴れる暇があったら、国を動かすような新たな経済政策と景気回復の道筋を提案し、自分達と後に続く学生達の学び舎への道筋を暴力的強行手段無くして造り上げよ。
いかに街中を破壊するか考える知識があるなら、決定した苦難に対応する為の策を練るという、人間に与えられた特権とも言える様々な知識を有効活用してほしい。

愚痴ってき友人には君も甘い環境で学生時代を過ごしたのだから責任を痛感すべきだ、と言いたいながらも同業のよしみで黙って愚痴を聴いておいた。