あたりまえのことをバカになってちゃんとやる
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at 10.12.30
小宮 一慶
サンマーク出版
売り上げランキング: 5205
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著者の小宮一慶さんは、毎朝会社のトイレ掃除をやり続けている人。
社長だけども、だ。
一貫しているのは、題名の通り。
この本のすべては、題名に集約されている。
何をするにしても、小さい事でも、大きい事でも、きちんとちゃんとやる。
同じことを松下 幸之助さんも言っていた。
掃除を徹底的に毎日やれ。そうすれば世界が分かる。
理屈は全く同じだった。
「そうすれば、小さな変化に気がつくようになり、もっともっと周りが見えてくる。」
そしてある時、世界が分かるようになる、ということらしい。
小宮さん的に言えば、「見えてくる世界や、生きていく舞台がまったく変わってくる」と。
生き方、仕事の仕方、勉強の仕方、いろんなことに、この効果が出ることを言っている。
私は、子供の頃を思い出した。
人の嫌がることをやってはいけません。
何かをしてもらった時、ありがとうと言いなさい。
悪いことをしたら、ごめんなさいと言いなさい。
どれも当たり前のことばかり。
いつのまにか、そういう当たり前のことができなくなってしまうことが多い。
そういうことを忘れず、いつまでもバカになってでも、きちんとやる。
それが、いい。