薬を飲んだことで不眠は解消されて、朝まで眠れるようになりました。
仕事から離れて休養することで、体のだるさも少しずつ軽減されていきました。
とにかく早く治したい。
図書館に通ってうつ病に関する本を何冊も借りて読みました。
それらの本に共通して書かれていたことは、うつ病の治療で最も大切なことは薬物治療。
とにかく薬を飲んでしっかり休むこととありました。
抗うつ薬の種類についても書かれていて、SSRI、SSNI、三環系など種類があること、その中でもSSRIが薬物療法の王道で第一選択薬だとありました。
自分が飲んでいるアモキサンは三環系なのでダメじゃん?とも思いましたが、何らかの理由があって主治医は三環系を選んだのだろうとも思いました。
とにかく今は薬を飲んでゆっくり休むことだけに専念しよう。
そんな思いで一か月の休養期間を過ごしました。
休養中は色々な本を読みました。
松井孝嘉氏の本で、首こりがうつや慢性疲労などの不定愁訴の原因になることがあると知って、スローコアピローという枕を購入してエクササイズに励みました。
また、「うつを鍼灸で治す」という本を読んで鍼灸院にも通い始めました。
さらに、藤川徳美先生の「うつパニックは鉄不足が原因だった」もこの頃初めて読みました。
救急病院で受けた血液検査の結果にフェリチンの項目があって、その値は75でした。
男性で100を下回るのは鉄不足ということで、NOWフーズのアイロン36mgを取り寄せて飲み始めました。
(今思えば単純にフェリチンを上げるためだけに鉄サプリを飲んだことは失敗でした。)
とにかく早く回復したい。
その一心で試せるものは全部試そうと思いました。
しかし、その当時はまだ低血糖症という概念にはたどり着いておらず、食事では白米を食べ、間食ではソフトクリームを食べ、砂糖たっぷりの炭酸飲料も普通に飲んでいました。