GW、みなさんはいかがお過ごしでしたか?
わたしは、とっても貴重な体験をさせていただきました。
5月3日、朝7時半に地元の猟友会の方々と伝統的なマタギ狩猟であるクマの巻狩りに動向させていただきました。女の山の神様は女性が山に入る事を嫌うということから、普段は女性がついていく事は許されないマタギ猟ですが、この日は唯一、メディアや一般の人にも公開される「伝統狩猟」の日。

マタギに興味を抱き東京から阿仁に通う友人とともに、私も参加させていただくことにしました。

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猟友会の皆さんの後ろを歩くこと1時間。

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その後、猟友会の方々は、勢子(せこ)、ブッパ(射手)、ムカイマッテ(指示出し)、とそれぞれの位置につきます。


道なき道を歩き、よじ登ること更に1時間。創造以上に険しい道を行きました。私たちは、シカリ(リーダー)と向かい側の山に登り、ムカイマッテの位置に一緒につき、そこで2時間ほど様子を伺っていました。

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勢子の「おーい! おーい!」の声が下から上の方へと、熊を尾根へ追いやっていきます。
トランシーバーで指示を出すシカリ。
2時間ほどかけて追いやるものの、熊を仕留めることはできなく、泣く泣く山を降りることに。
やっぱり、山の神様は女の私たちがいることを嫌っているのかなぁ・・・なんて思いながら山を下りはじめて間もなく、、、


パーン!!パーン!!

と銃声が。

熊、とれたんだ!!



もうドキドキです。


大事な熊の命を射ち、途中から降り出した雨は、なんだか山神様の涙のようにも感じました。



クマの大事な命はその後、マタギ勘定で平等に分配されました。


山の恵み。山神様ありがとう。




下山したら時刻はもう4時をまわっていました。

おかげで、足は筋肉痛でパンパンです。
それでも間近で、伝統的なマタギ狩猟の大変さと魅力に触れることができて、この体験をこの先も大事にしていかなきゃな、って思いました。


♪マタギの知恵が詰まってる・・・
日頃歌っている「バターもちのうた♪」もなんだか深みを増しそうな気がします^^

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自然と一緒に生きるって

本当に深いことです。

ふるさとのこと、まだまだ知りたい!!