――国内のリテールに対する期待と課題についてお聞かせください。

まず期待できる点として、個人投資家の投資機運がこの数年で大きく高まりました。2020年のコロナ禍をきっかけに非対面で投資できるネット証券がいっそう普及しましたし、今年から始まった新NISAも資産運用を後押ししています。

ただ投資機運が高まったと言っても、「全世界株式(オール・カントリー)」の投資信託ばかりに注目が集まっているのも実情です。もちろんオール・カントリーも有力な投資先ではありますが、最適な運用方法は個人のニーズや年齢など様々な要因によって変わります。個人個人に適した投資先を見つけることは、まさにわれわれのような金融におけるプロフェッショナルが本来担うべき役割であり、これから業界全体で取り組むべき課題と言えるでしょう。

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だそうですが


1ページ目から「運用のコアには米国地方債や戦略が豊富なオルタナティブを」だなんてニッチな市場の泡沫商品をコアに勧めるあたりから、胡散臭さ満開です(;'∀')

「この世のどこかにプロにしかアクセスできない素晴らしい商品がある」といかに誤解させるか?こそが「リテールに対する期待と課題」なんでしょうが、「最適な運用方法は個人のニーズや年齢など様々な要因によって変わりま」せん

「個人個人に適した投資先を見つけること」ではなく「個人個人に適した全世界株式への投資金額」だけを決めて、投資しない金額は預貯金なり、1000万円を超える金額は個人向け国債変動10年にすれば、ペイオフにも、近づきつつある債券バブル崩壊にも対応できて合理的なので「金融におけるプロフェッショナルが本来担うべき役割」なんかないと思います