まず年収300万円未満。最多回答の金額も全体より小さいと思いきや、結果は「1000万~3000万円未満」が1位。割合も23.8%と全体(25.8%)に比べてほぼ遜色ない水準だ。さらに2位と3位も全体と同じく「500万~1000万円未満」「100万~300万円未満」と続く。意外に上位は全体と変わらないのだ。以降の年収300万~500万円未満、年収500万~700万円未満、年収700万~1000万円未満でも最多回答は「1000万~3000万円未満」を踏襲している。

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だそうですが

たとえば、男性20名、女性20名の1クラスがあったとして、男性20名の身長の傾向を男女40名の身長の傾向と比較したら、男性20名の傾向は、男女40名の傾向と「ほぼ遜色ない水準」になるのは当たり前です

身長の事例で比較して意味があるのは、男性20名と女性20名の比較であるように、年収300万円未満の傾向と比較して意味があるのは、年収300万円以上グループと比較です

元ネタを調べてみると


年収300万円未満は5000人調査のうちの42.6%を占めていたので、全体の42%を占める層が全体の傾向に似るには当たり前です(;'∀')

調査人数5000人を年収300万円未満と300万円以上で人数を計算し、「1000万~3000万円未満」の人数も計算して整理すると、この表になります

ここから統計解析ソフトで母不良率の差に関する検定・推定にかけると

年収300万円未満と年収300万円以上が占める「1000万~3000万円未満」の比率差(3.5%)は、有意水準5%でも1%でも棄却されるので、統計的には「ほぼ遜色ない水準」ではなく「有意水準1%で棄却される」つまり(ばらつきでは説明できないほどに)違うといえる結果になりました