今朝は、北上市内の経営者の方の朝の勉強会で、45分ほどお話しさせていただきました。

6時からなのに、参加人数57名。宮古や一関の若手経営者の方の参加もありました。

 

最近、月に1回のペースで、一般の方にお話しさせていただく、自分の成長のチャンスがあります。感謝の心で一杯です。

 講演の為には、事前の準備が必要です。対象者が望んでいることを察して内容を考えています。過去2回は、PPを使ったのですが、今回は、紙の資料つくり、構想数日、作成3時間です。

 内容は、大きく分けて3つです。

1 スポーツ指導者として(競技スポーツ指導者として) 2 現在の高校生の特徴と現状 3 教育のこれから このような内容です。

 そして、私が私見として声を大にして話したことは、2つあります。その一つは、未学習の若者の増加、悪気はないけれども知らない。高校生や大学生でもあいさつ一つできない学生も多く存在します。それは、挨拶の大切さについて、どこかで教わっていないからだと思います。心を教え・育てる指導者というのは、少ないのかも知れません。「挨拶しろよ!!挨拶が大事だぞ!!」と、言うだけでは、挨拶するようになりません。

 なぜ、挨拶をしなければならないのか?挨拶には、どんな意味があるか?挨拶をすることで、得られるものは何か? それについて、意味づけ教育まですることが、教えると言うことです。

 おはようございます。さようなら という型どおりの挨拶だけではなくて、その後に続く第2の挨拶についても教えています。

 ありがとうと、ごめんなさいは、できるだけ早く言いなさいとか、何かをいただいたり、ごちそうになったときには、次の日にもお礼を言いなさい。

 陸上部の生徒には、そんなことまで教えています。

 知らなくて出来ないことは、知らないうちにその人の評価を下げることになります。だから、未学習というのは恐ろしいです。

 2つめは、部活動を一生懸命やってきた生徒を、例え少し学力が低くても採用して下さい。そんな話をしました。前にも書きましたが、「何もしたくない」「楽をしたい」そんな気持ちで青春時代を過ごした生徒と、一つのことに熱中して時を過ごした生徒では、社会性や人間力に大きな差がついている。。。

 部活動では、縦社会を学べるし、苦しいことや辛いことを乗り越えた自信をもって卒業している。。。その学びの差は、大きいと思う。。。