お水送り(3月2日)
若狭地方から東大寺に清水を送る神事
 
   古都奈良に春の訪れを告げる、東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)「お水取り」(3月12日)を前に、若狭地方から東大寺に清水を送る神事「お水送り」が3月2日夜、福井県小浜市の若狭神宮寺と遠敷川で行われた。
 
 神宮寺境内では大護摩がたかれ、ほら貝の音が鳴り響く中、燃え盛るたいまつを持った白装束の僧侶や参拝客らが遠敷(おにゅう)川に沿ってゆっくり行進、約2キロ先の「鵜(う)の瀬」に到着後、住職が祝辞を読み上げ、竹筒から「お香水」を川に注いだ。

 お水送りは752年、大仏開眼供養、東大寺二月堂が建立された際、全国の神々が招かれた「修二会」に、若狭の遠敷明神だけが漁に夢中になって遅刻し、おわびに清水を送ると約束したとの故事に由来する。水は地下を通って、10日かけて東大寺二月堂の「若狭井(わかさい)」に湧き出るとされ、13日未明の「お水取り」で汲み上げられる。
 お水送り
 
お水送りの神事、TV放送、2018.3.2
YouTube(玉川きよし)、https://youtu.be/Bu4rvUWI4kk
 
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お水送り、遠敷川、鵜の瀬、福井県小浜市
(北陸中日新聞)、2018.3.2
 東大寺に清水を送る神事「お水送り」で、白装束の僧侶らが鵜の瀬の遠敷川に神宮寺境内の湧き水(閼伽水)の「お香水」を注いだ。