こんにちはニコニコニコニコ

ホンジクリニック日本人スタッフです。

 

10月13日の台湾の出入国緩和から

もう1ヶ月以上が経ちました。

 

伴いまして海外からの患者様も日に日に増えてきています。

当院にいらっしゃる患者様の多くは不妊治療のため

採卵・採精されます。

 

当院にお越しになる皆さまの目標であり

最も重要なことは、

もちろんご出産です。

 

採卵・採精はただの工程、治療の一部分でしかない、

ともとらえがちです。

 

しかしながら、卵胞から採取した卵子と精子を受精させて、

胚が順調に成長するには、卵子と精子の質が重要ですし、

 

良質の卵子・精子は

胚盤胞まで成長する過程にも影響しています。

 

そこで、良質の精子・卵子のために出来ることが

重要になってきます。

 

 

初診日に患者様に採精をしていただきますと、

まれに精子に問題があり

再度採精をお願いしなければいけない時がございます。

 

そうなりますと、大変恐縮ですが、採精の為だけに、

また台湾への渡航をお願いしなければいけないのです。

 

「明日のフライトまでに時間があるからその時でもいいでしょうか?」

とお尋ねになる方もいらっしゃいます。

 

次の日の採精だったらダメなのでしょうか?

 

答えは、

 

ダメです。


卵子・精子は1日2日の食事や運動で質が改善したりしないのです。

卵子・精子ともに

質の向上には少なくとも数ヶ月、半年間かかります。


 

では、今回は卵子に焦点をあてて、

形成される約半年の過程を細かくみて行きます。

 

まず原始卵胞から前胞状卵胞への過程が約4ヶ月、

前胞状卵胞から胞状卵胞までの過程が約2ヶ月、

さらに胞状卵胞から成熟卵胞までの過程が2週間、

そして排卵へとすすみます。

 

このうち胞状卵胞から排卵までの2~3ヶ月間は特に重要で、環境、栄養、ホルモン等による

外因性の影響を強く受けるようです。

 

つまり採卵前の半年、少なくとも2~3ヶ月は、

食事や生活習慣に気をつけることは、

卵子の質にとって、とても大切だということです。

 

 

様々な原因によって

体外受精が成功しなかったり、

胚盤胞にならなかったり、

着床しなかったりします。

 

その原因の1つが

採卵・採精前の半年の生活習慣や食生活で

改善するとしたら、どうでしょうか。

 

食事に気をつけて、充分な睡眠をとり、運動する。

 

とても些細なことのようにみえるかもしれません。

 

もっと手軽にサプリを摂ったり、

手っ取り早く高価な投薬をすることで

即効果が目に見える治療を期待される方もいらっしゃいます。

 

けれど

 

毎日の日々の積み重ねによってでしか、

ご出産という日を迎えられないということを

決して忘れないようにしましょう。

 

 

 

みなさまが楽しく妊活出来ますように、

スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。おねがい

 

医療・治療に関することだけでなく、

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

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